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8月, 2026の投稿を表示しています

ゾンビランド

ブローガスト14日目。一応、月の半分はブログを書くという最低限の目標は達成したらしい。 毎年8月には温度変化に肉体がついていけず鬱になって映画もろくに見られないのでわりと例年通りです。いやな例年通りすぎる。8月、スパイダーマンしか見てない。 人間がインターネットに日記をアップロードするのはなぜか(デカ主語)という命題についてはまだ答えが出ていませんが、ブログを書きます。 昨日ゾンビランドを計画性がない人のためのウォッチパーティで見ました。人を集めて映画を見ると……楽しい!! ゾンビが跋扈するアメリカで、己に課したルールを遵守することで生き残っている引きこもりオタク男性のコロンバスは、トゥインキーを探し求めるゾンビ殺しの才能溢れるワイルドな男・タラハシーと道連れになり、トゥインキーを探し求めて入ったスーパーで美しい姉妹と出会う。紆余曲折あって、彼女らも道連れになり、ゾンビがいないという噂の遊園地を目指す(あらすじ) ほとんど人がいない中で「ゾンビがいない遊園地があるという噂」ってなんだよ! と思ったけどタラハシーが「東なら西にある、西なら東にあると言われる」みたいなふうに言ってたし、 ウィチタも「本当とは思ってないけど妹は子供でいられた期間があまりにも短すぎた」と言っているし、存在しない楽園も正気を保つために必要なんかなあと思いました。 ほとんど人はいないが、今週のゾンビキラー(?)コーナーでゾンビに追われて優雅にレバーを引いて上からピアノを落とすご婦人などもおり、生き残った人たちはしたたかにゾンビキルに楽しみを見出しながら生きてる模様。 この世界、スーパーやお店がほとんどきれいなままで残ってるし、建物もきれいなんですよね。食べ物の心配も今の時点ではほぼなさそう。ものすごーい勢いでほとんど全員ゾンビになったのかもしれない。 牛と人間が共通してゾンビになったということで、人獣共通感染症みたいですから、この世界はもう肉が食えないかもしれないですね。まあ外でゾンビが人食ってるの見てたら肉食いたいとか思わないか…… ハリウッドで泊まろうぜ。スターの豪邸に行っちゃおうぜ。とみんなでビル・マーレイの家に行って、人様のおうちで好き放題してたらゾンビのビル・マーレイが出てきたからもう大変。でも実はゾンビメイクしているだけで生身の人間でした。 ビル・マーレイが同族は食わないのでメイクし...

怪獣保護協会

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ブローガスト13日目。 ジョン・スコルジー著、内田昌之訳、「怪獣保護協会」を読みました。 あらすじ: ジェイミーはアカデミアに見切りをつけて、フード#ムードというデリバリーサービス会社に勤務していたが首にされる。時はコロナの大ロックダウン時代。他に職がなくデリバリーサービスの配達員として生計を立てるようになるが、デリバリー先の学生時代パーティーで出会ったことのあるトムから、大型の動物の権利を守るNGOの仕事を紹介される。行った先はもう一つの地球で……!?!!(あらすじおわり!) おもしれ~~~~ これは明確にコロナ禍のSFで、わりと現代人が「そうだったな」とあの頃の閉塞感を思い出す冒頭でよい。「これはコロナのワクチンなんだけど友達に言わないでね」みたいなのとか、あ、あったな~~~~~~と思って読んでいました。はやめにワクチン打った人への妬みとかあったよね。懐かしい。 これ、もっと時間が経って、コロナの、クソッタレな時代を現実として知らない若い子たちが読んだらどういう気持ちになるんだろうと思うぐらいには、めちゃくちゃ冒頭が、”あの頃”でした。 登場人物同士のアメリカン軽妙やりとりがずっと続くので読んでいて気持ちいいです。アメリカン軽妙やりとりが好きな人にお勧め。 登場人物のほとんどが博士なんだけど、三体と大違いや……と思った。みんな社交的だしお話好きでジョークも飛ばすし。三体の博士たちはジョークを飛ばしたらもれなくスベる気がする。み、みんな……!! 主人公たちが”保護”をする大型の動物は、別の地球にいる怪獣なんですけど、どきどきわくわくの冒険譚なんですよね。めちゃくちゃおもしろい。 最後の方はドラえもん映画みたいになっててかなり良かったです。博士号を持つ人が一杯集まっても、「とりあえずうまくいったらその次考えよう!!」とか言って考えるのを後回しにしていたらめちゃくちゃになっていっておもしろかった。 「だってわたしたちは怪獣保護協会だから」みたいな、タイトル回収シーンがあって、かなり映画だった。 ジェイミーは、「悪の組織の下っ端よりはいい人間でいよう」と言うし、アパルナは「話してみたらどうかな?」と、悪の組織を説得しようとするプランを出してくれてかなり良かった。みんないい子たちだ。 そんでサティ!?!! 最後の方のいいところ、サティが全部持って行きませんでしたか!?!!...

ラ・ラ・ランド

ブローガスト12日目。  #同時視聴楽しい部 でラ・ラ・ランドを見ました。た~のし~~~ ラ・ラ・ランドはね、「全ての恋人たちは別れるべき」という信念を持っている人にはおすすめの映画でね……という話題が発端でクロすけさんが企画をしてくださった(すごい話)んですけど、 わたしはその信念を持ちつつ、ラ・ラ・ランドのことは、受け入れがたい人間なんです。 リアタイで見て、配信に乗ったときにも見て、「うーん……」ってなってました。 折角なので、当時の「うーん」の内訳を書いておきますと、この映画が『恋人たちが別れるから』というのとは別に、 ◆シネフィルの監督が作っているということで、引用元当てクイズや、作中作解説に必死になってたあの当時のムードが、普通に気に入らなかった(素直な気持ち)(映画は悪くない!オタクがわるい!)(早口オタク仕草をしても良いのはセブだけ!) →10年経って、わたしも立派な中年のオタクとなり、なんと元ネタが……わかるようになってきてしまって……この気持ちは薄らぎました。人間は知っていることを言いたくなる生き物。 ◆ラストの走馬灯が、ちょっと長すぎる。 →改めて見たら、普通に許せました。こんぐらいの長さ、かわいいもんだぜ。 走馬灯のシーンで出てくるやたら物わかりの良いJ・Kシモンズ、と、割のいい仕事を即断るセブのスピード感が好き。ここ背景が書き割りなのもすき。嘘なんですよね。 ◆ライアンゴズリングの、最後の顔が、憂いを帯びた切ない笑顔が気に入らなかった。 →これもねー! 見た当時は、ミアもセブも、晴れやかに笑顔で別れられたら良かったのにと思っていたんですけど、改めて見てめっちゃ納得できちゃった。ミアとセブが、方向性の違いで解散したというのが、あらためて浮き彫りになるラストなんだな~なるほどな~ フォロワーが提唱する「セブはメロいフレッチャー(セッション)」という説、改めて見たら結構そうかもな……と言う気持ちもしてきて、ミアはちゃんとセブに言い返せる人で良かった。 以下、ウォチパでおもしろかったとこ ・途中参加になっちゃって、開始時間から逆算して再生し始めたけど、「今って踊ってるとこらへんですか!?」「そうですそうです」みたいなやりとりをしてから、この映画って結構踊ってるから、確認に向かないセリフだったな……と一人で笑っちゃった。 ・Summerのシー...

どうしてSNSをしたりブログを書いたりするんだろう。

ブローガスト11日目。 今日はプリミティブ・ウォーを見たかったけど、近所でやっている劇場がないし、 9月にオフ会があるので、オフ会のための洋服でも買いに行こうかなと思って出かける。 まったく予想もしていなかったが、とってもかわいいブルゾン?を見つけたので買う。 生地はさらさらだけど、みっしりしているので9月に着るのは厳しいかも知れない。 ブルゾンの他に、セールになっていた普段着に良さそうなパンツを買った。 niko and ...のゴジラコラボのTシャツを買おうと思っていたけれど、欲しいやつは売り切れていた。オフ会に何を着ていくかは決まらないままです。 ジョン・スコルジー著、内田昌之訳「怪獣保護協会」を読み始める。とてもおもしろい。登場人物にオタクしかいなくて…… 登場人物のほとんどがドクター(博士)だけど、三体に出てくる研究者たちとは全然違っていてみんな社交的ですぐにジョークをとばしあう。三体ってホント根暗な研究者しかいないんだ……。 もしも映像化するなら、ギャレス・エドワーズに撮って欲しいけど、ギャレスは原作付き映画あんまり好きじゃないかもしれない。 Twitterを見ると、流行なのか、同人小説への適当な言及が多くて疲れる。 『個人の嗜好を過度に一般化することで、インターネットバトルを勃発させ、ビューを稼ぎ金を稼ごうとしている』という目的があってやっているならまだましで、そうではなく、純粋に、他人を攪乱させたい人がいるように思う。 まんまと攪乱されている。疲れるのにTwitterを見てしまうのは何故なんだろうなと思う。それを上回る利が本当にあるんだろうか。 そもそも、わたしは、自分が書いた小説を、どうしてインターネットに全部アップロードしているんだろう。よくわからない。 わたしは他人の感想不要派閥なので、自分一人で楽しめばいいんじゃないのかとか考える。 というか、自分の書いた小説を、真に楽しんでいるのって、本質的には自分一人だと思うんですよね。わたしの頭の中のスクリーンで上映してる物語だもん。 そんなことを考えていると、ブログも、どうして人に自分の日記を読ませているのかわからなくなってきた。

f植物園の巣穴

 ブローガスト10日目。梨木香歩の「f植物園の巣穴」を読み終えました。 梨木香歩、日本の作家だとかなり好きな作家です。 f植物園に勤める主人公は、歯の痛みに耐えかね、歯医者に行くのですが、この歯医者が不思議な歯医者で、 主人公は現実と思い難い不思議な世界で、謎に納得しながら、歯の治療を行い、f植物園のなかの水生植物園(彼が呼ぶところの"隠り江")の造成を行なっていく。 読み始めたときには、綾辻行人「深泥丘奇譚」みたいだな……そう言えば「深泥丘奇譚・続々」をまだ読んでないな…… わたしも歯医者に行かなきゃ……歯科助手が犬じゃない歯医者さんに……(予約取りました)などと邪念でいっぱいになりつつ読み進めていたのですが、 "千代"を探す道ゆきがはじまり、カエル小僧という道連れが出来、彼に名前をつけるところでウワーーーーン!!!! と泣いてしまった。 名を与えるというのは相手の存在を確かに認める特別な行為なので……ホント……ほんとにこの話の入り口からこの出口に辿り着けるの、何!?!!?!! 家守綺譚の「葡萄」がずっと続いていっているような気持ちがしました。葡萄大好き。 良い物語はわたしを遠くに連れて行ってくれるなあと常々思っているのですが、かなり遠くまで連れてこられてびっくりしちゃった。 大好きなお話になりました。また折を見て読み返したいです。 電書で買ったんだけど、なんとなく、梨木香歩のお話って、本で読みたい気がするな。 梨木香歩の本って、ちょびっとずつ、適当に開いて読み返したりしたいけど、電書ってそういう読み方に向いてないから……

老いに抗う

ブローガストを一日サボる。今日で9日目。誕生日が来て、歳をとる。 日々、地獄の釜で煮込まれているような灼熱の暑さですが、夏のことを嫌いになりきれないのは夏生まれだからかもしれないと毎年考えている。 外食でもするか〜と言ってロイヤルホストに行く。家族で食べたらおそろしい値段になっていたが見なかったことにする。 若い頃は、毎年、成長につれできることが増えているのがわかったので、歳をとるのは怖くなかったが、不惑も近くなり、毎年、無為に歳をとっているのではないかと怖くなる。未だ惑いまくってる。 去年のわたしと、今年のわたし、成長している部分があるだろうかと考えてみる。な、ないかも……! あ! 割増入稿で同人誌が作れるようになりました。身につけないほうがいいスキルかもしれない。 老いに伴い、白髪が生えてきた。1本だけだけど、髪の分け目の近くにあって目立つ。白髪って、なんで元気よくピョーンとしちゃうんでしょうね。 思い立って、その白髪をマッキーで塗ってみた(よい中年のみなさんは真似しないでください) 髪の毛は3Dなので、マッキーではうまく全体を塗ることができず、相変わらず目立っている。 老いに抗うことなどできなくて、老いというものと寄り添って、アイコンタクトをとりながら生きるしかないのかもしれない。

好きな映画

 ブローガスト8日目。 ネタないねって昨日書いたんですけど、#ブローガストお題募集箱 というタグでお題を出してもらったり使ったりされているっぽくて、そこで「好きな映画」というのがあったので、書きます。 あのさ。ブローガスト自体がブルースカイからの流入ではじまってるっぽいけど、わたしはMastodonから見てるから、ブルスカのブリッジしていない人の投稿は見えないんですよね。 だから全体の文脈? みたいなのが全然わかってないんですけど、いいですか? お題使って。いいですよ。ちょうどオールタイムベストの話したかったし(自己解決) 実はこのブログでオールタイムベスト的な話をしたことってあんまりなかったな。 毎年、年末に好きな映画の話してるし、今年は 上半期ベスト の話もしてるんですけどね。 ・ドライブ(2011) 今をときめく……ほんとうにときめいていらっしゃる、SWに出るし、MCUにも出るし、プロジェクトヘイルメアリーにも出ているライアンゴズリングの出世作。 いまのライアンゴズリングのことももちろん好きなんだけど、30歳ぐらいのときのライアンゴズリングって、本当に美しいので見るとビビります。 これはツタヤで借りて見てすっげ~ってなったんですけど、その後塚口サンサン劇場でリバイバル上映をしてくれて、映画館でも見られて良かったです。 塚口サンサン劇場って音響がめちゃくちゃいいので、中盤の銃声のシーンで、普通に、「あ、わたし撃たれたな」とおもいました。 ドライバーくん(この作品の主人公には名前がないので、ドライバーと呼ばれています)って、やたらとしぶとくて、死なないので、好きです。 ・バトルシップ(2012) わたしが映画をたくさん見るきっかけになった作品。 わたしはバトルシップを見たあと、「もう一回、この映画見たいな」と思ったときに、映画のオタクになったんだと思います。はじめて劇場で2回以上見た映画です。 巷では、バカ映画だという呼び声高い作品ですが、ユニバーサルの100周年記念映画で、アメリカ人(白人)、アジア人、黒人、障がい者、女、老人、(あと多分キャルは移民ルーツ)が力を合わせて宇宙人に立ち向かう映画で、 ポツダム宣言を調印した戦艦ミズーリの上で、アメリカ兵と自衛隊が力を合わせるって、これが意図じゃなかったら何なんですかと思っていますよわたしは。これは説教くささ...

書くこと ないよ

 ブローガスト7日目。困ったな。今日も更新したいのに何を書けば良いのかわからない。ネタ切れってやつだ。はやいね〜。 このブログ、いまは月平均6本ぐらい書いてます。大体全部映画か本の感想。 更新が1月以上滞ったことは1回しかないと思う(ゼンレスゾーンゼロがリリースされて大ハマりした時だけ) わたしはブログ世代だから、高校生のときもブログをやってたんですけど、その頃はほとんど毎日更新していたんじゃないかなと思う。 いまならそんなに書くことないだろって思うんだけど、今日CD屋寄って帰ったよ、とか、帰り道にこれ聞いたよ、みたいな、まじでどうでも良いことを、みんなに伝えたくて仕方がなかったなと思う。 当時はまだTwitterがなかったから、内なる衝動を解放する場所がなくてさ。みんなまだ折りたたみ式のケータイ使ってたし。 パカパカの携帯、若い子は歴史の教科書でしか知らないかも。スマートフォンが普及しはじめて、もう15年とか20年ぐらいかな? はやいっすね〜。 むかしは、ブログに他の人がコメントくれたり、トラックバック(トラックバック! なつかしい言葉!)してくれたらすっごく嬉しかったんですけど、いまは、誰もコメントをくれないことに安心していたりする。 Googleアカウントにログインしないとコメントできないんですよここ。ちょっとハードル高いよね。 ブログって、SNS時代のインターネット・サードプレイスだからさあ〜、わたしのサードプレイスではあるんだけど、別の誰かにとっても、サードプレイス的な感じで使ってもらえたら良いなと思うよ。  SNSはちょっとスピードが速すぎるけど他人の気配が欲しいときなどにいかがでしょうか。 普通の日記って久しぶりに書いたらむずかしいかも。こんな感じでどう? じゃあ今日はおやすみなさい。

スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ

ブローガスト6日目です。広島原爆記念日ですね。 昨日スパイダーマン ブランド・ニュー・デイをレイトショーで見てきました。 びっくりしたんですけど、みんな、ポップコーン持ってた。 オタクの映画やオタクの映画館ではあんまりポップコーン食べてる人を見ないかも。劇場全体がいい匂いしてました。 今度わたしも買ってみよう、シネマイクポップコーンを…… スパイダーマン、ミステリオのことが嫌いすぎて、ストーリー復習しないままに来てしまったので、大丈夫かな~とか思いつつ行ったんですが、あの〜、すみません、これ、X-MEN新作ということでよろしいですか? ジーン・グレイ初対面でした。どうもはじめまして。 ジーングレイは初対面ですが、X-MENを追っているフォロワーの反応的に、MCUのワンダ的な、強キャラかつプロットの犠牲になりがちな不遇キャラという印象を持っていました。 だからこれは……ジーングレイ救済ルートの話だったと思うんですけど、この映画のジーングレイはめちゃくちゃ子供なんですよね。 姉を取り戻すためにやっているけど、スーパーパワーがあっても、組織的な犯行をする軍団と戦う準備はあんまりない、無力じゃないけど、無力。後ろ盾があるわけじゃない。 V-MAXの意味わかったときめちゃくちゃつらかったよ、ひーーーん…… 姉が限界まで使い潰されて能力が増大した頃、ただ目に入ったものが、意図か、意図でないかわからないけど、妹に届いたんだ。ひーーーーーん…… ジーングレイに必要なのは、ジーングレイの孤独を分かち合うことが出来る相手で、それがメイおばさんの言葉を胸に良き隣人として努めて生きるスパイダーマンだったという…… ジーングレイが、ピーターの頭の中に入ろうとして、メイおばさんに話しかけられて、ジーンがピーターになって受け答えした後、 ピーターが「やあ」ってやってきて、「おばさんのことは残念でした」「お姉さんのことは残念でした」みたいに対話できるシーンさ、 スーパーヒーローとか、スーパーパワーとかを取っ払って、人間と人間として向き合って、打算のない愛のあるまなざしが、ふたりに降り注いでいたことを確認して、 そのまなざしを注いでくれた人がもういなかったとしても、それが無かったことになるんじゃなくて、ピーターパーカーがスパイダーマンとしてそうしているように、その言葉を支えに生きていくことができるし...

人間たちの話

ブローガスト5日目。イェーイ。 柞刈湯葉の短編集です。 実は、「宇宙ラーメン鉄麺皮」という「宇宙ラーメン重油味」の続編をSFマガジンで読んだことしかなく、重油味の方も読むか~と思って買いました。 「楽しい超監視社会」「宇宙ラーメン重油味」「記念日」がおもしろかったです。 部屋の中にマグリット「記念日」みたいに巨大な石が現れる「記念日」が特によかったな。 部屋を占拠する巨大な石を通じて同居人???家族???の存在を思う主人公、良き。 それ以外はわりと読んでいるとき、う〜ん???って感じで、わたしは柞刈湯葉とチューニングが合っていないな! と思いました。 宇宙ラーメンの新作が出たときにまたお会いしましょうね。アデュー!

極めて私的な超能力

ブローガスト4日目。意外と書けますね。ためてるから。ブログ。 チャン・ガンミョン著。吉良佳奈江翻訳。  作者のチャン・ガンミョンは、ジャーナリスト経歴があって、映画「ケナは韓国が嫌いで」の原作「韓国が嫌いで」を書いていたりして、結構多岐にわたるジャンルを書いているけど、これがはじめてのSF短編集、という作家です。 表題作の「極めて私的な超能力」、おっしゃる通り、手から火が出るとかマッハで走れるみたいな超能力ではなくて、極めて私的で小規模な超能力の話をしているんだけど、 それが事実かどうかを確かめようのない超能力なので、事実って必要あんのかな。という気持ちになり、良かった。 「アラスカのアイヒマン」、"体験機械"で、ナチスのアイヒマンにとあるユダヤ人収容所の記憶を、ユダヤ人にはアイヒマンの記憶を与える、という話。物語の終わりではなく、エピソードとしてすごい幕引きが訪れるんだけど、他人の体験を参照できないことが人間を幸せにしていたのかも。というラストで良かった。テクノロジーが必ずしも勝利しない話。 「センサス・コムニス」、こないだマッシブアタックがフジロックで「自分の感情や思考は本当に自分のものなのだろうか」とって言ってたやつだなあと思いました。 作家の主人公(明らかに作者をモデルにしている)が、10年、売れるタイトルをつけてあげますよ、と提案されて心揺らいでるの好き。 「あなたは灼熱の星に」、あいのりみたいなやつを、火星でやってて、ヤバいなって思いました。(古いよ、例えが……) 母と娘の反逆の話で、良かったな。脳みそだけ火星に行っているの、かなり、雲天明(三体Ⅲ)だ~と思いました。 「アスタチン」これおもしろいよね。長編になってもよさそうなテーマ。 アスタチンという木星・土星圏を統べる総統の後継者としてつくられ、遺伝的要素と記憶を共有する主人公・サマリウムと兄妹たちが、 唯一のアスタチンになるため、”市民”という地位を持たないお互いを殺しあう話なんだけど、 その殺し合いのなかで、アスタチン(コピー元本人)が、自分を愛する存在を作ろうとして、どういじっても自分を愛することのない、魅力的な人間をつくってしまったことを知るのめちゃくちゃいいな~と思いました。 そしてサマリウムもアスタチンの要素を持っているから彼女に惹かれるんだけど、彼女はアスタチン的な要...

スーパーガール

スーパーガール見ました 良かった〜! ムビチケカードを買ったにもかかわらず、即売会の準備で忙しく、映画館から足が遠のいていたら、知らん間にもうスパイダーマンも公開されるし、スーパーガールも終わるということで、ワーーーーッて気合いを入れて先週見に行きました。 ミリーオールコックのお顔が、わたし、ホント、好きで…… ミリーオールコックが、口元をにゅいっとして微笑みの形にしているのって、ほんとうにめちゃくちゃ良くないですか?  あの口元が好きだな。おおきいサングラスをしていても表情がある。 クリプトが元気にしているのって、冒頭ぐらいだったんですけど、宇宙で取ってこいをしたり、しっぽのパタパタでカーラを起こしたりと、ハッピーなシーンがあって良かった。 スーパーマンのときは「この犬、普段の散歩からして地球7周半ぐらいしないと無理そう」とか言ってたけど、カーラといるときのクリプトは運動量足りてそう。暴れまくってそうだし。 ルーシー、本当にかわいかった。かわいすぎて、純粋な子供過ぎる。 西部劇だったらバーで「うちではミルクを置いてないんでね」って門前払いされるタイプ。夜のバーに来ちゃダメ。こりゃカーラも放っておけませんよ。 カーラとルーシーの関係って本当に不思議で、いわゆる、バディ!というよりもっと非対象なんですよね。 カーラはルーシーになんかあったら目覚めが悪いとは思っているし同情しているけど、個人的な思い入れがあるわけでもないじゃないですか。 ルーシーもカーラへの思い入れはなくて、腕っ節が強いから手伝って!っていうのが発端で。 もちろん二人でいろんな場所に行って、それなりに距離は近づくしお互いのことを知るけれど、親友になるでもなく、 ラストでぎこちなく「あー、えーっと、誕生日パーティする?」みたいな関係なのっておもしろいなと思いました。 カーラの、いい子のフリはしないけど、”良き人”であるというのが示されていて良かった。 なんかね、なんていうんだろう。わたしが作る側なら、ここの二人をもっとバディみたいにして、胸熱にできたよなって思うんですよ。だってそうしたほうがドラが乗るから! でもこの映画の制作陣はそうしなかったし、なんというか、特別な感情のある相手でなくても、カーラもルーシーもお互いを助けることができる、という善性の話なんだなと思えて良かったです。 その人にとって...

ぼくがブログを書く理由はだいたい100個ぐらいあって

 #ブローガスト 2日目です。 今日は、このブログの紹介と、わたしの自己紹介をしようかな。 絶対これ1日目にやることだっただろ!! なんで 通信制限 なんていうブログを書いたんだよ!! いや、だって昨日は通信制限が解除になって嬉しかったから絶対この話書かなきゃと思ってぇ……!! ◆改めましてわたくし、遥かなるラーメン三原則と申します。 これは クソHN生成スロット でつけた名前で、人間らしい名が必要なときは「つむぎ」と名乗っています。 こんな名を名乗り、ブログのタイトルにしているところから察せられると思いますが、名にこだわりがなく、時折スロットを回して変えています。 Fediverse(Mastdon)のフォロワーのひとたちは、わたしがどんな変な名前になっても、なんかいい感じのあだ名で呼んでくれます。 いまは遥かなるラーメン三原則を略して遥ラちゃんと呼ばれていることが多いです。 ◆ブログを更新しているこのオタク(一人称)は、洋画と、ゲームと、SF小説のオタクです。 時折、二次創作BL小説や、オリジナルBL小説を書き、同人誌を作っては即売会に出ていることがあります。 ◆このブログは、2021年9月に開設されました。あと54日で5年になります。 使っているブログサービスは、bloggerという1999年からある由緒正しいサービスで、グーグルアカウントを持っていれば簡単に開設できます。 わたしが、このブログサービスを選んだのは、2021年当時、bloggerのアプリ版がちょうど終了した頃で、はじめたブログサービスが速攻サ終したらおもしろいな。という悪趣味な理由です。 ご長寿ブログサービスのサ終に立ち会えたらおもろいと思ったけど全然終わりそうにない。終わるまでがんばろうな。 ◆普段のブログの主な内容は、見た映画や、読んだ小説の感想文です。 元々Twitterで映画の感想や本の感想を呟いていたけれど、字数制限があるため散逸しやすく、また、他人の感想との距離が近すぎて、自分の感想と他人の感想の区別が、自分はきちんとついているのだろうか、と疑問に思ったのが、ブログを作ったきっかけです。 Twitterにいると、他人との境界線が、かなり近くて、ぼんやりしやすいのを感じます。 人間は、付き合う相手に少なからず影響を受けるものですが、同じ界隈にいる人の言葉のことまで、自分の言葉...

通信制限

8月に毎日ブログを書くイベント「ブローガスト」を開催します。 - 世界のねじを巻くブログ 8月にブログをいっぱい書く #ブローガスト という企画が海外にあって、それを紹介してくださっている方を見かけたので、わたしもやってみたいなと思ってブログを書いています。 今日のブログは、フジロックのアマプラ配信を出先で見て契約通信容量を超えてしまい、通信速度制限になったけど、制限かかるだけで社会参画がむずくなるじゃんっていう話です。(あらすじ) Amazon Prime Videoで、フジロックの配信がされていたんですよ。 7/24、25、26の3日間ね。 わたしは音楽が好きだけど、もう長らく夏フェスに行っていないし、フジロック自体も行ったことはないんですが、見せてくれるって言うなら見ます。好きなバンドも多くてね。 夏フェスと言えば、ステージ移動や、位置取りが重要な要素になってくるわけですが、配信ならステージの移動とかなく、配信されている気になるバンドが見られるわけです。 24日はOGRE YOU ASSHOLE見て、ハイスタ見て、アジカン見て、 25日は、帰宅してから家のテレビでサニーデイ・サービス見て、 26日は、オタクの友達と遊ぶ予定だったんだけど、行きの電車でグレープバイン見て、オタクと一緒にマッシブアタックをちょっと見たんですね。 そうしたら! なんと! 契約している通信容量を超えてしまいました。 なんと! じゃないだろ。予定調和だよ。 先日までギガホとかいう、バカみたいな量の通信が出来るプランで契約していたんですけど、これを見直して現実的なサイズの契約にしたところだったんですよね。 まああと5日だし買い足すのもな~自宅も職場もWi-Fiあるし困りはしないでしょ。と思ったわけです。 ・職場のWi-Fi、繋がらず。 職場のWi-Fiを今回初めて使おうとしたんですけど、どうも接続人数が決まってるっぽく、使いたい人が弾かれることが多発しているようで、休憩室に「休憩終わりにはWi-Fiオフに!」とかいうポスターが貼られていることをはじめて知りました。 結局、5日間、わたしのスマホが職場のWi-Fiに繋がることは、1度もなかった。 ・キャッシュって、ありがてえ~~~~ この5日間、インターネットのキャッシュにこの世で一番感謝していたと思います。人類の叡智、キャッシュ……普段は一...