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ゴジラvsコング

見ましたね…… 2014年ゴジラ(ギャレスエドワーズ監督)でゴジラにハマって、過去作とか見るようになって、ゴジラKOM(マイケルドハティ監督)で複雑な思いを抱き、ゴジラvsコング見てなかったけど、見るか……と思って見ました。 えっと……人にお薦めするかと言われると、しません。 監督はアダムウィンガード。「ザ・ゲスト」「サプライズ」とかの評価高い監督なんですが苦手なジャンルなのでわたしは一作も見てないです。 引っかかりポイント ・コングもゴジラも過度の擬人化が行われている。わたしは怪獣の"天災"さを愛しているので、なにこの映画……ヒトナーが作ったん? キショ……となった。(口悪すぎ) コングに至っては手話で意思疎通をする(ランペイジのパクリ!?) ・月間ムーみたいなノリがあり、それが無批判に展開される。ムーンフォール(ローランドエメリッヒ監督)を思い出しました。 ・ビカビカネオンビル乱立してる香港、香港の解像度低すぎ。アジアに興味なさすぎでしょ。引きます。 ・人間に魅力的なキャラゼロ……悲しいけど芹沢博士ってめちゃくちゃ魅力あったんだな……KOMのチャールズダンスとか言及せずにはいられなかったけどそういうキャラがいません。 芹沢博士の息子として小栗旬が出るけど、芹沢博士の息子である必要が全くないのでただ白目になるニイチャンとなっている。 あとメカゴジラを制御するシーンらへんのノリも他映画(パシリム等)からあちこちパクってるような雰囲気があってやでしたね。 パクリというか多分他作品オマージュをやろう! と意識してやってるんだと思うんですがなんていうか、パクリっぽい。 単純にわたしの心が離れてしまったせいでそういうふうに見えたと思われます。 ビカビカケーブルでギドラの頭蓋骨繋いでるの見て、SF萌えもない人間が作ってませんか!?!!(言いがかり)となった。 一緒に見てた家族氏は「ゲーミングギドラ()」とかバカにしてくるし、えーんギドラはもっとカッコよくて神々しい存在なのにー!!  海でゴジラとコングが戦うシーンは良かったのですが、そもそもゴジラの方がどう考えても有利(ビーム出る、水陸両用、尻尾もある)なので、 香港上陸後にコングにとどめを刺さずにギャオー! っつって去るのとか意味不明すぎて「は? とどめ刺せや」ってキレてた。 共闘させたいから殺さないんで...

バスターのバラード

 コーエン兄弟のオムニバス西部劇 ・バスターのバラード 早撃ち名人で歌の名手でもあるバスターの最後の決闘。 クランシーブラウンさんがすぐ死ぬ悪党として登場してよかった。 バスターの軽口を叩きまくるスタイル好きだし、額を撃ち抜かれてるのを鏡で確認して「これはまずい」とか言うのも好き。 雑めのCGで羽が生えて、歌いながら冥土に飛んでいくエンド。ギャグ?  地味に街の人たちが死体慣れしまくってて道端の死体すぐに持っていくのいいね。 ・アルゴドネス付近 強盗しようとしたらまんまとやられて絞首刑←コマンチ族がやってきて助かったけど、助けてくれた家畜商人が実は泥棒で、家畜泥棒として2回目の絞首刑だよ〜ひえ〜んと言う話。 2度目の絞首台に乗って、隣の人に「はじめてか?」とか聞いたり、群衆の中に美しい娘を見つけて「きれいな子だな」とか思ってたら首吊られて死ぬ。 なんか生きるのに悔いがなさそうな感じで終わったのでよかったけど、やっぱりギャグ????? という感じする。 ・食事券 リーアムニーソンが出てる!  四肢欠損の男を見せ物? に馬車に乗って興行を繰り返す男だったが、徐々に客は減り、商売を変えようとニワトリを買ってくる。(ニワトリが数字を当てる芸が受けてるのを見たから) 馬車の荷台に四肢欠損の男とニワトリを乗せて、走っていくと、男は川を見つけ、石を投げると、十分に深そう。笑顔で荷台に寄っていき……荷台の中にニワトリだけが写ってEND。怖かった〜良かった〜 むっすりしたお顔のリーアムニーソンが、四肢欠損の男を処分する方法を思いついて笑顔で寄ってくるの怖すぎ。 「食事券」ってタイトル変だな〜と思ってmeal ticketでググったら「収入源」という意味があるらしくて、こっちなのかな〜と思ったりしました。 四肢欠損の男にとっては、リーアムニーソンが収入源だけど、リーアムニーソンにとって"見せ物"は代替可能なものという非対称性がね、ありますね。 ・金の谷 砂金掘りして、ポケット(金脈)を探す男。掘り当てたところでガンマンに後ろから撃たれるも、死んでおらず返り討ちにする。ガンマンくん、顔撃たれて痛いね! 金掘り終わったら、金脈探すために掘ってた穴にガンマンを落として埋め、また次の金脈を探すためにか出発してEND。風景がとにかくきれいだな〜 食事券もなんだけど、説...

響け! 情熱のムリダンガム

「響け! 情熱のムリダンガム」、見たかった理由はですね、これがインド料理店「なんどり」が配給している映画だからなんです。 https://thendral.co.jp/mridangam-movie 映画祭で見て、面白くて、日本上映してほしい! という気持ちで配給権を買い付けて個人配給してるそうです。 その映画が兵庫の塚口サンサン劇場に来るっていうのでね、行きました。 塚口サンサン劇場に2年か3年ぶりぐらいに行ったら、音デカすぎてマジでビビりました。いや〜マジで……音でかいと嬉しいよね…… 話はムリダンガム職人の息子ピーターが、ムリダンガムの奏者になりたい! と思うところから始まります。 カーストの問題で弟子にしてもらえなかったり、してもらえても師匠ではない講師? のマニに辛く当たられたりします。 講師のマニがクビにされて師匠に逆恨みして、いろいろあって、兄弟子&マニ、ピーター&師匠でテレビのオーディション番組みたいなのでバトルすることになる!!!! 同じ楽器で、映画的に納得できる勝ち方ってどんな演出になるんだろうな? ピーターの側だけバンド演奏とかついたら露骨でおもろいな……とか悪いメタ視点の考えしてたら、 ピーターの演奏でみんなノリノリになっちゃって掛け声&クラップハンドが入るという最高演出で良かったです。 ピーターをハメた兄弟子もピーターに石投げて指痛めさせたマニも別に罰とかないけど、ピーターに完敗だぜ……ってなってました。 このストーリーの中で1番強かなのはマニの妹のテレビ局の女(立ち回りがうますぎる) 師匠の教えを無視して、旅をして手に入れたリズムとか自然から学んだリズムなどでムリダンガムを叩きまくって勝ったので、ピーターは怒られるの覚悟で席を立った師匠を追うんですけど、 師匠は自分の技も継いで新しいこともがんばれ! みたいなふうに言ってくれて良かった〜となりました。 かなり真っ当にカーストの話をする中盤から、かなり映画っぽい後半の差がすごい。 父の故郷で歌うシーン、強い歌でよかった。なんかこう、ミュージカル見てるといかにシームレスに話から歌に入るか、みたいなのが気になったりしますが、これは歌がバン! って入って、強さがあってよかった。 彼女で看護師のサラさんかわい〜 旅に出るときみんなが餞別くれて、いろんな場所でリズムや音楽を学ん...

レンブラントは誰の手に

 ドキュメンタリー映画です。 レンブラントの絵をめぐるドタバタ愛憎劇というか、なんというか……一言でいうのが難しい。 ①画商ヤンシックスがオークションで落とした無名の絵をレンブラントの絵だと証明していく(「 若い紳士の肖像」) ②レンブラントの「読書をする老婦人」を所有するスコットランドの貴族バックルー公爵が絵の位置を変える。 ③ロスチャイル ド男爵が所有している「 マールテン・ソールマンとオープイェ・コピットの肖像」を売りに出し、オランダの国立美術館とフランスのルーブル美術館が獲得合戦をする。 ④アメリカの富豪がレンブラントのコレクターをやっとります! 所有は最高! という話。(そんな話はしてないだろ) の4つが交互に現れる感じで構成されている。 画商ヤンシックスが無名作をレンブラント作品だと証明していこうとするシーンは非常にドラマチックで楽しい。 証明したぞ〜新聞に絵が載ったぞ〜! と言ってからの急転直下画商仲間との揉め事が表面化して追い詰められるのもドラマか? という感じがする。 ロスチャイルド家からオークションに出される作品は非常に高額で、美術館同士の獲得合戦はいつの間にやら国際政治になり……というやつの無力感よかった。 オランダ国立美術館の館長、ハンサム過ぎて顔採用か??? と疑った、そんなわけないだろ! レンブラントに魅せられた人がたくさん出てくるが、レンブラント作品が信じられないような高価な値段でやり取りされるのを見て、美術って誰のためのものなのかな〜〜〜と、チョト無力感得ましたね。 レンブラントの研究者エルンストが「芸術としての価値だけでなく、金額ばかりが話題になるのは我慢なりません」と言い、 そのあとでレンブラントの絵ではなく、それを獲得した画商のアレコレが話題になってるのってワハ〜と思った。 富豪の人が「レンブラントを初めて競り落とした時、絵にキスをした、所有するということは絵に触れる権利がある、キスしても良いし、絵の具を指で触って筆運びを確かめても良い」みたいな話をしていて、オッと思った。 ロスチャイルドの人は寝室にかけていたレンブラントを失って寂しいがたくさんの人に見てほしい、と言い、美術館を訪れるたくさんの人がその作品を見る映像が流れる。自撮りをしたり、スマホで写真を撮ったり、人並みの中で美術館の壁に架けられた絵を見る人を見る。 巨...