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4月, 2024の投稿を表示しています

インターネットやめろ(やめられない)

 そうだ! インターネットをやめよう!  わたしは、数ヶ月ぶり、1億1回目の決心をした。 「インターネット」と言ったとき、わたしが指すのは具体的に各種SNSであり、インターネットでニュースを見たり買い物をしたり、究極はこんな感じのブログをやめる気は特にない。 リアルタイム更新されるツールで、他人の感情を見すぎるとつかれるのだ。 SNSで他人の感情を見て、他人の感情にのまれて自分の感情がよくわからなくなるのが嫌だ。 わたしは他人が好きだ。ほんと。基本的に人間が好き。人間はわたしを喜ばせてくれることが多いから。 問題は、わたしも人間を喜ばせたくなることだ。 喜ばせる方法はいろいろあるけど、「共感」「同調」が手っ取り早いことをわたしはもう知ってしまっている。他人の共感は蜜の味だ。 フォロワーが嬉しければ嬉しいし、悲しければ悲しい。 この、原始的な、2歳児でも持つ気持ちを大切にしたい思いと、 心の奥底に「そうすれば他人が喜ぶ」という忖度があるかもしれないという疑いが、わたしを疲れさせている。 昨年から、Twitter、mastodon、Instagramを巡回するようにして、ひとつのSNSに依存しないようにした。 次に、Twitterへの比重を少なくした。これは効果覿面だった。他人の嫌な話に触れることが少なくなって、精神が安定した。 mastodonをしていたが、mastodonはほんと、2011年のTwitterみたいで、なんていうか、正月やお盆に集まった親戚の家ではしゃいでいる子供みたいにしていられるんだよな。 そうしてのびのび過ごしていたけど、次は自分の行いが気になってくる。 Twitterで激ヤバヘイト屋さんを見まくっていたときには「いや、怖……こうはなりたくない……」とブロックして兜の緒を締めよ! って感じで暮らしていたのだが、 わたしはTL構築力を優れているため(さりげなく自慢すな!)、悪の話題を目にすることなく、 他人が読んだ本や見た映画やドラマの話、みんなが人間生活頑張ってる話、お風呂に入るのが嫌だな〜という話ぐらいしか流れてこなくなる。 なんかこうして……ハッピーに暮らしていたら、どんどん世間離れしていつかわたしが悪の発言をなんの気なくポンポン言っちゃうんじゃないかな!?!!  悪の発言をして指摘されたら「みんな神経質だな〜!」...

工作 黒金星と呼ばれた男

 え!!!! 最高の男男映画すぎる!!!!!!!! ラストシーン、南北の広告事業の成就する記念すべき日に、遠巻きにお互いが送った腕時計とネクタイピンを見せ、人がはけた後真っ直ぐに歩み寄るの、すごない!?!! え!!!! 何この映画!!!! 序盤は政治・スパイのスリルショックサスペンスとチュジフン(顔ファン)を楽しめる上に、男と男の固い友情まで……どうもありがとうございます。 見たあと爽やかな気分で良かったです。

すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ

 すみっコぐらしの映画見たよ!  1作目がめちゃくちゃ好きで、2作目は普通って感じで、脚本が1作目と同じ人なので期待してたけど映画館行けなかったんですよね! ぺんぎんが消えたところから不穏マシマシで怖いよ〜〜〜!! つって見てて、 労働が嫌いなので、すみっコたちが、くま工場長に導かれて労働に身を投じていく様は涙なしでは見られませんでした。 飯も寝床も提供されて家に帰してもらえず労働場に監禁されて働いてるの怖いよ〜〜〜絶対にヤダーーーッ!! キッズに労働基準法の大切さを教えるための映画!?!! せいさんすう減ってる! もっと作らなきゃ! もくひょう1000個! もちばにもどって! のなか、 街の外は動くおもちゃでいっぱいでみんな困っとる! の図、ゾンビ映画かなと思いました。 工場が動いて追いかけてきてカーチェイスになったのは「本当にすみっコぐらしの映画ですか?」とかなり疑いの眼差しになった。 おもちゃを生産できなくなり放棄されたおもちゃ工場の思念(?)が、おもちゃを作らねば捨てられるという強迫観念でやっていたが、 すみっコたちもそれぞれ、役に立たなかったり、残されたり、正体を明かせないものの集まりだよ! というのでイイハナシカナ〜って終わるのですが、 あのさ〜〜〜おもちゃ工場くんはさ〜〜〜すみっコたちに払うもん払いなさいよ。と思いました。 すみっコたちが許してもわたしは無賃労働を許しません。やりがい搾取を許すな。 エンディングとか、ほんとにめちゃくちゃいいんだけど、エンディングの良さって本編の良さがあってのものなので、 「こいつ、またすみっコたちを無賃労働させてやがる……」という気持ちがモリモリ湧いてきてしまい、 わたしはすみっコぐらしというコンテンツを、わ〜なんかわからんけどかわいいね〜〜〜という気持ちで楽しみ続けるため、 もう物語を見ない方がいいかもしれませんね……と思いました。悲しい結論。

用心棒

 1961年。黒澤明監督。三船敏郎主演。 冒頭を見た瞬間に強烈な既視感にさらされる。 「わたしはこれを、絶対に見たことがある、クリントイーストウッド主演で……!!」と思ったのだ。 セルジオレオーネの「荒野の用心棒」が、「黒澤明の『用心棒』おもろすぎ! よっしゃおれもこういうの作るで!!」みたいな感じで勝手にクリントイーストウッド主演で西部劇リメイクした作品らしいんですけど、二次創作……!?  なんかすべてがおおらかだった時代なのかもしれない。よくわからない。→wiki見たら著作権侵害で訴えてた。そりゃそうだよな。 爆イケセクシー侍の三船敏郎にしか目がいかないうえ、櫓とか、宿場の建物とか、全部ゴーストオブツシマに見えてくる。 ゴーストオブツシマが真似してんだよ。この現象、どこかで……→ 七人の侍 を見たときに「マグニフィセント7だ!」「ゴーストオブツシマだ!」となった回。 用心棒は普通に声が聞き取れるので、「生きる」「羅生門」「蜘蛛巣城」のあたりの1950年台の黒澤映画は音があんまりよくないのかな? どうなんでしょう。 腕っこきの侍役の三船敏郎が、とある宿場町にやってきて「桑畑三十郎」と名乗るけど明らかに偽名で、名無しの男だ〜! カッケ〜! となる。 「七人の侍」の菊千代が結構好きだったんですけど、クールかっこいい役も超いいなあ。 腕が良くて、金を稼ぐため自分の値段を釣り上げる方法も知っていてそれを実行できるほどクレバーで、でも情もあって、良すぎる。 卯之助もヤバ男か!? みたいな雰囲気出しつつ賢くて肝が座ってていい男だな〜。死の間際に銃を持たせてくれと懇願して最後までチャンスを狙う感じ好きだし、銃を持たせてやる三十郎も良すぎるね 権爺好き。(権爺のことはみんな好きだろ)  権爺と棺桶屋が終盤ちょっといいコンビになってて笑う。 多くを語らず、「あばよ」と言って去るのかっこ良すぎる。しびれるぜ。 しかし、わたしは後世に登場しているお笑い芸人の柳沢慎吾を思い出してしまったのだった……。 このカッコいい終わり方、ドライブにも近い気がする。人間が去り、多分2度と同じ場所には戻らない感じ、カッコいいぜ。 「ボディガード」のフランクさんが62回見ているという映画「用心棒」を見られて良かった。これを、62回…… (わたしがバトルシップを50回以上見ている...

歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ

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「 永遠の森 博物館惑星 」「 不見【みず】の月 博物館惑星Ⅱ 」の続編。 歓喜の歌 博物館惑星Ⅲおもしろすぎる。 あまりにもおもしろかったため、マストドンとTwitterで交互に早川書房の作品ページを貼っては紹介していた。 あまりのおもしろさに全手動博物館惑星シリーズおもしろすぎるbotになった。 前作から引き続き、コンパクトにまとまったおもしろい短編がどんどん読めて最高!  AIの非実在性(肉体を持たないので、肉体を持った人間の気持ちを慮ることはできないのではないかという懸念)の話が出てきて、 ハァ〜良! 戦闘妖精・雪風(戦闘機という肉体を持った人工知性体の思考は人間の言葉では表現しきれない)じゃん!そうじゃなかったら帝王の殻じゃん!! 人工知能が人間との触れ合いをうらやまし〜と思って見ているのが微笑ましくて可愛かったです。 連作短編集的な同じ世界観・同じ主人公で1話できっちり新しい展開とオチがあってすごく読みやすいうえ、 本の1番最後にそれまでの総まとめみたいな強くてめちゃくちゃおもしろい話が入っていて満足度が高すぎる。 この本の最後の章「歓喜の歌」は、兵頭健が潜入捜査でアートスタイラーという悪の美術商(?)と対決するというカッコ良すぎる話なんですが、 ダイク(正義の女神・ディケの名を冠した直接接続コンピュータ・接続している健はダイクと男性名で呼び男声で運用している)が、 演説始めたシーンで最近ブレイバーン見てたせいでブレイバーンの声で再生されてしまった。 そのあとずっとダイクの声が鈴村健一になってしまった。(現在は解消された不具合です) 2巻のはじめでは皮肉と称賛の見分けもつかなかったダイクが3巻の最後では人間がいい雰囲気になった時に気を利かせて自主的に回線を切るのおもしろすぎます。 ラストが"""愛"""過ぎて、めちゃくちゃ胸がじーんとし、涙がちょっと出ました。バカでかい贈りものをもらった気分です。 タイトルの通り音楽が聴こえて、人々が歌ったり踊ったりしているのが見えて、そういった営みこそがアフロディーテの、 守りたいもの? なんて言ったらいいの? 保存していきたい? 後世に伝えたい? みたいな、人間の本質というか、光というか、そういうものなのかな〜と思いました。 兵頭健が「祈ります、モネームシュ...

春だ!デパコスを買おう!

デパートのコスメを買いに行ったことがない? 気になる? ぜひ行ってみましょう! 楽しいですよ! この記事について:メイク自体はしているが、デパコスを店舗購入したことがない、してみたい方に向けた記事です。年齢・ジャンルを問わずオタクと想定しています。 服装 いつも通りの服・いつも通りのメイクでOKです。多分BAさんは服とか普段のメイク含めて見つつ使いやすいものをおすすめしてくれるはずです。 おしゃれして出かけるとき用のメイクを探したいならそれに合わせて行くのがいいと思います。 たまに普段着だと塩対応された😂 みたいなツイート見るけど、塩対応されたら塩対応で返せ! メイクも買い物も闘いだ!(岡本太郎!?) 何を買うかだいたい決めとく これね。なんかいい感じにしてえよォ〜〜〜ってだけで行くといろんなものが欲しくなってしまいます。 お金がいくらあっても足りないのである程度決めておいた方が良いと思います。富豪なら決めなくてもOKです。 ファンデーション類のベースメイクが欲しいな。とかアイシャドウや目の周りのやつが欲しいな。とかスキンケア系が欲しいな。とかざっくり決めておくと良いと思います! あとざっくり予算も決めておくと、「買いすぎちゃったな……」と後悔することを防げます。 買い物自体に満足がいってても、コスメを見るたびにお金を使いすぎた悲しみが発生したりするのでね…… ざっくりした体感価格帯なんですけど ファンデーション:5000〜10000円ぐらい アイシャドウ:単色なら2000円〜 パレットなら5000円〜 チーク:3000円〜 リップ:3000円〜 昔は一万円握りしめてコスメカウンター行ったら、下地とファンデが買えたけど、最近本当に原油価格高騰とかもあってか値上がりしてるし、 どんどん優秀になるドラッグストア系コスメと差別化するためか高機能な付加価値がついているものがかなり多くなって、もっとかかるかなあ〜という印象ですね。 何が悩みで、何をカバーしたいのか ex.クマが目立つのをなんとかしたい! ex.アイシャドウの色がマンネリ化してるからちゃう感じのやつが欲しい! ex.肌悩みにあったスキンケアがほしい! ex.夏フェス耐久ベースメイク希望! ex.なんか旬の感じになりたい! ex.友達の結婚式があるんだが、パーティードレスにあうコスメがねえ! などなど。ざっくり...

不見【みず】の月 博物館惑星Ⅱ

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  「 永遠の森 博物館惑星 」の続編。 前回主人公だった田代孝弘は、主人公のVWA(権限を持った自警団)の新人・兵藤健と、アポロン所属の新人学芸員尚美・シャハムの上司として登場。 健と彼が直接接続する正義の女神ディケ(健はダイク、と読み換えて男声で運用している)との掛け合い、尚美との掛け合いがダブルで楽しく、バディものの変形パターンみたいな感じなのですごいおもしろい。 前回の学芸員として美術品を見る作品もおもしろかったけど、美術わかんないねって感じの健が、展示場の安全を守る警備員として働きながら、作者や作品に触れてダイクと一緒にいろんなことを考えるのもすきでした。 戦闘妖精・雪風だ。(深井零は育てようと思って戦闘知性体である雪風を育てたわけではなく最終的に自分が育てた戦闘知性体を"猛獣"と言ってるので、健は穏当な感情を教育できてすごい、ちゃんと育成の意思のあってすごい) エンターテイメント小説としての完成度が異常に高くないですかこれ? 小説がうますぎる。 と思って前作のブログ見たら「小説、うっま……」と言ってて、2年前と感想おんなじかいっ! と思いました。 主題が現れて回収されていくのがほんとにもう、楽しくて読んでいて嬉しいお話でした。 6篇入っているうちの4篇は1年ぐらい前に読んでて、最後の「白鳥広場にて」「不見の月」の2篇を先ほど読んだだけで(そのあと「黒い四角形」を読み直した)、全体像としてしっかり掴めているわけではないけど、 とにかく良くてぇ……なんかすごいインタラクティブ・アート(鑑賞者参加型アート)の話だった気がする。 Netflixくんは大人向けインタラクティブ作品の新しいの全然作ってくれないんだけど(2023年にブラックミラーバンダースナッチの話をしてます!?)、アートは参加型が未来でも流行んのかなあ〜 「不見の月」は、短編集総括みたいな話で本当にすごくておもしろいんだけど、デウスエクス・マキナ的な、美和子が強キャラすぎるという気持ちもする。 前回もなんか……美和子に全部持っていかれたような……

アルモニカ・ディアボリカ

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 皆川博子「アルモニカ・ディアボリカ」読みました。「 開かせていただき光栄です 」の続編。 読んだの2年? ぐらい前なんだ。バートン先生のところの子の名前と、サー・ジョンとアンのことは覚えていましたがそれ以外は忘れていました。 読んでいても1巻の内容をまったく思い出せず、記憶力、ヤバ。と思いました。 バートンっ子たちがどんどん減っていってしまう。 アンとアルが好きですね。サー・ジョン、あまりにも慈悲深すぎて、法の番人でありながら法を司るシステムの無力さに打ちひしがれてるの可哀想。 植民地と戦争してるって話でわたしは「ハミルトン」の事思い出していましたね…… 前読んだとき、エドのイメージがFGOのエドモンダンテスだったんですけど(名前に引っ張られてる)、今回読んだときはダンジョン飯のミスルン隊長になっていました。