テルマがゆく!
テルマがゆく! 見ました。 オレオレ詐欺でお金を取られてしまった93歳のテルマがお金を取り戻そうとする話。なにこれおもしろすぎる。 冒頭に孫とミッションインポッシブルを見ながら「スタントマンなの?」「本人がやってるんだよ!」とかのやりとりをし、 「ミッション・ポッシブル」と誌面で語るトム・クルーズが93歳のテルマに力を与えて、テルマにやったるで! と決心させるの、いい話だな〜。 テルマが金を取り戻そうと友達に助力を頼もうとするが、連絡したら全員脳卒中で亡くなって……とかの返答が来るのが悲しく、間違えて同じ人に2回かけてしまうのに笑った。 盗んだシニアカーで走り出すし、マッドマックスみたいなシニアカー・アクションもある。カッケェわね。 ゴキブリが出ますよ! と聞いていたけどゴキブリが出ました。 銃って、なんかこう、安全装置? ってやつとかがついてない状態で収納されてるんだ。と思いました。 取り出した瞬間に撃っちまってビビりました。 邦題、「93歳のやさしいリベンジ」とサブタイついてるけど、この邦題をつけた人間と「やさしい」の定義について話し合う必要がある。 テルマは友人宅から銃を盗み、オレオレ犯罪の人に銃を突きつけ、必要であればそいつの呼吸器のチューブを握りしめることが出来る女なので……いや本当にすごすぎませんか? 「おばあちゃんはやると決めたらやり遂げる」と語られてはいるんだけど、途中からわたしシュワルツェネッガー映画見てたんかなって気持ちになりました。 テルマ、ベン、ゴキブリ屋敷のモナ、オレオレ詐欺をしてるハーウェイ、さまざまな歳をとった人間の姿が描かれて良かったですね。 みんな多少の……少ではないかもしれない不自由を自分の肉体に抱えて、助けを求めたり、求めなかったりしながら生きていくんだなあ。 孫めっちゃかわいかったんだけど、この子グラディエーターⅡの皇帝だったんだ……あとベン役の方がとても良かったのでこれが遺作だと知りちょっと悲しい気持ちになりました。 最後にテルマの家にもゴキブリが出て、テルマもゴキブリ屋敷在住老人に……!? と思ったら躊躇いなく新聞で叩いてて良かったです(なんの話?)