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ディスクロージャー・デー

 スティーブンスピルバーグ監督作品。主演はエミリーブランド、ジョシュオコナーです。 彼女を人質に取られながら、なんとか逃げ延びるジョシュオコナー、彼は機密情報を持ち出したらしいことがわかる。 その翌日の朝、カンザスのお天気リポーターとして働くエミリーブランドは自宅に迷い込んだ鳥と接触したあと、自分自身に不思議な体験が起きているのに気がつき、カメラの前で意味不明な音を発して倒れる。(あらすじ) おもしろく見ましたけど、いまいち乗り切れなくて、日本公開がめちゃくちゃ遅かったせいかもしれない。と陰謀論者みたいな気持ちになりました。 スピルバーグが言わんとすることはわかるんですよね。国と国との緊張感が高まっているような世界情勢の中でも、それより注目すべきことがあるだろう!! って、戦闘配備された米軍兵もロシア兵もみんなスマホでカンザスのニュース番組を固唾を飲んで見守っている。 その瞬間、人々はエンパシー(共感)の中にいるし、エイリアンに共感できるのであれば、人間同士ももちろん共感できるかもしれない、世界情勢とか、こんなデカい問題の前では意味ないよって団結したり、連帯したりできるかもしれない。 ただ宇宙人が存在している、という情報開示ではなくて、人類が、宇宙人へ虐待を行っていたという非正義を含んだ情報開示なのがちょっとおもしろいですよね。人間の心として、彼らにすごく共感しやすい状況になっている。共感で"我々"を拡張して、"彼ら"も内包できるような感じ。 そうじゃないかも、と思っているのがジョシュオコナーの恋人なんですけど、修道院のシスターに人ではない存在を仄めかしたとき、神は信じてるけど、人を信じられなくなってしまったのね、と返されていて、良かった。 コリンファースはデカいので、悪役をやると映えますが、悪役のことがよくわかんない(この映画では登場人物のことが全くわからないまま進んでいきます)ので、わりと最後まで、おまえはなんなんだ……と思いながら見ていた。 なんなんだおまえらが握りしめるそのオシャレなお箸ケースみたいなやつは…… なんなんだ……この……ジャパニーズオタクが「バルス!!」と叫びたくなる絵面は…… そんでさ、エンパシーだよね、はわかるにしても、幼少期のアブダクションシーンは、普通に、怖い…… ・エイリアンが出てくるような映画...

ハートオブビースト

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 デヴィッドエアー監督。ブラッドピット主演。 見たい映画他にもあるし、スルーする予定だったんだけど、神林長平が 「『膚の下』のサンクを思わずにはいられない」 と書いていて、 あんたほどの人がそう言うなら……と思って見に行きました。ほんとに見て良かった! めっちゃいい映画でした! アラスカの大自然のなか、水上機で移動しながら、キャンプを張って、犬のオーディンと過ごす退役軍人のブラピ。 カヌーで旅してきたダンシモンズと少し話したときに、オーディンも戦闘偵察犬として軍にいて、歯を砕かれたり、足を失っているという話をする。 そこから嵐が来るが、水上機で移動中、ブラピは心筋梗塞とかそういうので意識を失い墜落してしまう。 そこからブラピとオーディンは、生きて帰るためにアラスカの大自然のなかを歩き始めるのであった……(あらすじ) アラスカの大自然がめちゃくちゃいいですね。水上機で飛んでるシーン好き。 リドスコのラストサバイバーでも、飛行機と山の印象的なシーンがあったけど、この映画は早めに水上機を失ってしまいます。そんなー。 オーディンは、戦争PTSDで、眠っているとき飛び起きてしまったりするんだけど、ブラピがそのたびに大丈夫だよって言い聞かせている。 今年戦争PTSD映画本当に多いな、人間がなるんだから、当然、軍用犬でもなりますよね。悲しい話だ。 オーディンと遊ぶブラピが楽しそうでかわいい。オーディンが水に入ったあとブルブルしてるのと一緒にブラピも頭を振るシーンなどがあり、犬飼いのひとはこれやるよな〜と思ったりしました。 オーディンと、ブラピの美しい友情が信じられるだけの感じがあるんですよね。 川を渡るところでブラピが落ちて、「これでこの1人と1匹がはぐれたりしたらイヤだ😭」と思っていたら速攻合流できました。良かった。 でもブラピは左腕が終わりました。なんか刺さってると思ったら、露出骨折だった。骨が飛び出してんだ。痛いよ。 その後、狼に襲われたりしつつなんとか生き延びるけど、ブラピはどんどんボロボロになっていく。 最終的に、ブラピはマジで限界の限界になり、1人と1匹は、オーロラを見る。空を見上げる犬の輝く美しい瞳に、オーロラが映る。あまりにも美しい光景なので、この辺ずっと泣いていました。 オーディンは走り、道を見つけて、フォードのピックアップトラックに乗った女性に保護さ...

チェルノブイリ

 HBOのドラマがU-NEXTから消えてしまう! ということで、2019年から積んでいたチェルノブイリをようやく見ました。 1話「1時23分45秒」 開始して10分で、嫌すぎるシーンが連続しまくっていてもう心が折れそうになる。 見てこいって言われて見に行く→職員のみなさんが焼けてどんどんボロボロになっていくのが嫌すぎる。 炉がないんですって言っても主任が全然信用してくれなくて、絶対タンクだ!っていってるのとか最悪で、○ミリシーベルトだから全然大丈夫!→簡易計測器の最大値であり、振り切っている可能性があるのに、この数値を基準に動こうとすると マジで最悪すぎる。 発電所から離れた街で、火事だよー見物に行こうーって橋に見に行く人々、やめなって伝えてあげたい、伝えたいよ……。 2話「現場検証」 レガソフが現場に投入される。政治委員?のボリスにヘリの中で説明して、「だいたいわかった」って言われるところ、ほんまにわかっているのか!?と思ったけど、 「黒鉛が落ちてる」と指摘したレガソフが所長?に「コンクリート片でしょう」と誤魔化されそうになったとき、「コンクリートには詳しいから」と口挟んでくれるボリス、良き。 ようやく、事故の詳しい状況がわかってくる。そして、ものすごく絶望的な状況であることもわかってくる。 消火活動の為に炉に水をたくさん投入した結果、水蒸気爆発が起こる可能性があって、レガソフは排水を熟練した作業員が手動で行う必要があることを主張し、「3人の命を奪う許可をください」と言う。嫌すぎる。この懇願嫌すぎる。 そして、答えてくれる作業員嫌すぎるし、汚染水プール歩いて行くのも嫌すぎるし、そのなかで、響き渡るガイガーカウンターのガガという音も、本当に、嫌すぎる。なんだこの嫌すぎるドラマは…… 3話「KGB」 ようやく人間の顔と名前が分かりはじめた。モスクワにいるオデコにアザがある人は、ゴルバチョフ(それははじめに気がつきなさいね)。 レガソフ博士は、1話冒頭のネコチャン飼ってる人ですね。ボリスは政治が上手い。よく見るとステランスカルスガルド。 「散歩に行こう」「疲れてるから」「散歩だ」ってレガソフを散歩に連れ出したあと、「仕事場も部屋も浴室も盗聴されてる。彼らが姿を見せるのは警告だよ」とKGBの存在をレガソフに知らせてくれるボリス。 2話で水素爆発が起きそうになってい...

ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?

ネルソンさん見た。 完全ノーマークだったんですけどマストドンでも絶賛と公開劇場縮小の恨み言が伝え聞こえてくるぐらい話題になっていて…… X見てみたら上映拡大を求めてプラカードを掲げてる人までいるらしい すごい話。  監督は「野火」の塚本晋也監督。「野火」見てないんですよね。怖くてサ……。 公開劇場は縮小しましたが、近くの劇場ではかかるということで、絶対に配信とかに乗っても1人では見られないと思って行きました。 キノシネマ心斎橋で見たんですけど、限界までかけたる!!という意気込みを感じる驚異の1日5回上映で (注:キノシネマ心斎橋は2スクリーンしかないちっちゃい劇場なんで、1日合計10本ぐらいしかかからず、1日のほぼ半分を「ネルソンさん」に費やしていることになる)、 マジで客層に偏りがなくて、老若男女皆、見たるぞ!! という面構えで満員の劇場に集っていて、人間の熱意を感じて良かったです。 だって、アレじゃん、見て楽しい映画じゃないのは、タイトルだけでも明らかじゃないですか。 みんな時間作って、金払って、不愉快になるためっていったらアレだけど、傷つくためにこんなに集まれるんだと思って。わたしが見た回も満席でしたし、次の回も完売してました。ホントすごい話ですよ。平日だったんですよ。 キノシネマは、向かいのスクリーンではまだマイケルかかってて良かった。ロビーにいるときBADが漏れ聞こえてきた。ニコッ。 ・劇場によって違うかもしれませんが、PTSD描写がなされる際の序盤の音の大きさや画面の揺れがかなりつらくて、これが続くなら劇場を出なければいけないかもしれないとかなり心配しました。大きな音は基本的には続きます。(『語り』のパートの大きな音は予想が出来る部分もあり耐えられました)(その逆で、家庭の中で大きな音がするシーンはやはりびくっとしてしまう……) アレン・ネルソンさんが本国に戻ってきてからのフラッシュバックで始まるけど、かなりつらい……街中の喧騒、子供の爆竹、それらすべてがアレンに戦場を思い出させる。 アレンが医師?カウンセラー?のダニエルズさんに語る回想の形式をとり、彼のベトナム戦争の経験が語られる。 ・上映前に「バラバラな世界で共に生きる」を読んでたんだけど、読んでいたのがちょうど伊藤計劃の虐殺の文法が実在するのかもという話のあたりで、 ルワンダ虐殺のツチ族と...

ラスト・サバイバー

リドリースコット監督。 疫病が流行し、文明が崩壊したあとの世界。 主人公ヒッグは愛犬・ジャスパーとセスナに乗り、哨戒したり、街へ物資補給に行きながら、(多分元海兵隊の)バングリーと協力して自分たちの陣地を守って暮らしている。セスナで飛行中、無線の反応があり、ヒッグは応答先のグランドジャンクションへ行ってみたいと思うが、その夜襲撃に遭い、ジャスパーを亡くしてしまう。文明が崩壊する前から一緒にいたジャスパーを失ったヒッグは、バングリーを置いてグランドジャンクションを目指そうとする(あらすじ) 見たよ~! 良かった。 ちょっとこれ、タイトルとか事前の予告だけだと内容の勘違いで肩透かしを食らっちゃいそうだね。 ポストアポカリプス映画であり、ディストピア映画であり、サバイバル映画でもあるけど、主軸はヒューマンドラマなんじゃないかな。 まあどんな映画もヒューマンのドラマではあるんですけれども、これは「文明が滅びた後で人間はどう生きるのか?」という問いの映画だから…… 原題の「The dog stars」って、ヒッグが夜空を見上げて言っていた「大ジャスパー座」(?)のことなんだろうな。そうなのか? わかりません。 空が広くて、山がデカくて、自然が美しくて、荒廃した街も良くて、改めて考えると、どう考えても、大作映画なんですけど、こう、見たときは、リドリースコット監督作品にしては、小品だなとおもったんですよね。なんか、多分、麻痺してる。 めちゃくちゃ良いミニシアター作品見たときみたいな気持ちになったんですよ。こんな予算のかかった映画がミニシアターでたまるか! 犬!! 本当にかわいい!! 犬、どうして死ななければいけなかったんですか? 犬の鼻がピスピス鳴っているのを、ずっときいていたかったよ。 いや、犬(ジャスパー)こそが、ヒッグを現実に引き留めていた存在なので、彼が旅に出るトリガーなんですけれども。どうして、犬、死んで…………(めそめそ) グランドジャンクションへ向かう途中、不時着した時に出会ったシーマと、その父と、はじめは銃を突きつけられて、出て行け!って言われるんだけど、徐々に交流するようになっていく心温まるシーンすき。 音楽が恋しい、買い物が恋しい、渋滞にはまりたいよ、と今はないものに思いを馳せるシーン、めちゃくちゃよかった……。 パパがタバコで懐柔されるの好きだし、二人だけで...

ゾンビランド

ブローガスト14日目。一応、月の半分はブログを書くという最低限の目標は達成したらしい。 毎年8月には温度変化に肉体がついていけず鬱になって映画もろくに見られないのでわりと例年通りです。いやな例年通りすぎる。8月、スパイダーマンしか見てない。 人間がインターネットに日記をアップロードするのはなぜか(デカ主語)という命題についてはまだ答えが出ていませんが、ブログを書きます。 昨日ゾンビランドを計画性がない人のためのウォッチパーティで見ました。人を集めて映画を見ると……楽しい!! ゾンビが跋扈するアメリカで、己に課したルールを遵守することで生き残っている引きこもりオタク男性のコロンバスは、トゥインキーを探し求めるゾンビ殺しの才能溢れるワイルドな男・タラハシーと道連れになり、トゥインキーを探し求めて入ったスーパーで美しい姉妹と出会う。紆余曲折あって、彼女らも道連れになり、ゾンビがいないという噂の遊園地を目指す(あらすじ) ほとんど人がいない中で「ゾンビがいない遊園地があるという噂」ってなんだよ! と思ったけどタラハシーが「東なら西にある、西なら東にあると言われる」みたいなふうに言ってたし、 ウィチタも「本当とは思ってないけど妹は子供でいられた期間があまりにも短すぎた」と言っているし、存在しない楽園も正気を保つために必要なんかなあと思いました。 ほとんど人はいないが、今週のゾンビキラー(?)コーナーでゾンビに追われて優雅にレバーを引いて上からピアノを落とすご婦人などもおり、生き残った人たちはしたたかにゾンビキルに楽しみを見出しながら生きてる模様。 この世界、スーパーやお店がほとんどきれいなままで残ってるし、建物もきれいなんですよね。食べ物の心配も今の時点ではほぼなさそう。ものすごーい勢いでほとんど全員ゾンビになったのかもしれない。 牛と人間が共通してゾンビになったということで、人獣共通感染症みたいですから、この世界はもう肉が食えないかもしれないですね。まあ外でゾンビが人食ってるの見てたら肉食いたいとか思わないか…… ハリウッドで泊まろうぜ。スターの豪邸に行っちゃおうぜ。とみんなでビル・マーレイの家に行って、人様のおうちで好き放題してたらゾンビのビル・マーレイが出てきたからもう大変。でも実はゾンビメイクしているだけで生身の人間でした。 ビル・マーレイが同族は食わないのでメイクし...

怪獣保護協会

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ブローガスト13日目。 ジョン・スコルジー著、内田昌之訳、「怪獣保護協会」を読みました。 あらすじ: ジェイミーはアカデミアに見切りをつけて、フード#ムードというデリバリーサービス会社に勤務していたが首にされる。時はコロナの大ロックダウン時代。他に職がなくデリバリーサービスの配達員として生計を立てるようになるが、デリバリー先の学生時代パーティーで出会ったことのあるトムから、大型の動物の権利を守るNGOの仕事を紹介される。行った先はもう一つの地球で……!?!!(あらすじおわり!) おもしれ~~~~ これは明確にコロナ禍のSFで、わりと現代人が「そうだったな」とあの頃の閉塞感を思い出す冒頭でよい。「これはコロナのワクチンなんだけど友達に言わないでね」みたいなのとか、あ、あったな~~~~~~と思って読んでいました。はやめにワクチン打った人への妬みとかあったよね。懐かしい。 これ、もっと時間が経って、コロナの、クソッタレな時代を現実として知らない若い子たちが読んだらどういう気持ちになるんだろうと思うぐらいには、めちゃくちゃ冒頭が、”あの頃”でした。 登場人物同士のアメリカン軽妙やりとりがずっと続くので読んでいて気持ちいいです。アメリカン軽妙やりとりが好きな人にお勧め。 登場人物のほとんどが博士なんだけど、三体と大違いや……と思った。みんな社交的だしお話好きでジョークも飛ばすし。三体の博士たちはジョークを飛ばしたらもれなくスベる気がする。み、みんな……!! 主人公たちが”保護”をする大型の動物は、別の地球にいる怪獣なんですけど、どきどきわくわくの冒険譚なんですよね。めちゃくちゃおもしろい。 最後の方はドラえもん映画みたいになっててかなり良かったです。博士号を持つ人が一杯集まっても、「とりあえずうまくいったらその次考えよう!!」とか言って考えるのを後回しにしていたらめちゃくちゃになっていっておもしろかった。 「だってわたしたちは怪獣保護協会だから」みたいな、タイトル回収シーンがあって、かなり映画だった。 ジェイミーは、「悪の組織の下っ端よりはいい人間でいよう」と言うし、アパルナは「話してみたらどうかな?」と、悪の組織を説得しようとするプランを出してくれてかなり良かった。みんないい子たちだ。 そんでサティ!?!! 最後の方のいいところ、サティが全部持って行きませんでしたか!?!!...

ラ・ラ・ランド

ブローガスト12日目。  #同時視聴楽しい部 でラ・ラ・ランドを見ました。た~のし~~~ ラ・ラ・ランドはね、「全ての恋人たちは別れるべき」という信念を持っている人にはおすすめの映画でね……という話題が発端でクロすけさんが企画をしてくださった(すごい話)んですけど、 わたしはその信念を持ちつつ、ラ・ラ・ランドのことは、受け入れがたい人間なんです。 リアタイで見て、配信に乗ったときにも見て、「うーん……」ってなってました。 折角なので、当時の「うーん」の内訳を書いておきますと、この映画が『恋人たちが別れるから』というのとは別に、 ◆シネフィルの監督が作っているということで、引用元当てクイズや、作中作解説に必死になってたあの当時のムードが、普通に気に入らなかった(素直な気持ち)(映画は悪くない!オタクがわるい!)(早口オタク仕草をしても良いのはセブだけ!) →10年経って、わたしも立派な中年のオタクとなり、なんと元ネタが……わかるようになってきてしまって……この気持ちは薄らぎました。人間は知っていることを言いたくなる生き物。 ◆ラストの走馬灯が、ちょっと長すぎる。 →改めて見たら、普通に許せました。こんぐらいの長さ、かわいいもんだぜ。 走馬灯のシーンで出てくるやたら物わかりの良いJ・Kシモンズ、と、割のいい仕事を即断るセブのスピード感が好き。ここ背景が書き割りなのもすき。嘘なんですよね。 ◆ライアンゴズリングの、最後の顔が、憂いを帯びた切ない笑顔が気に入らなかった。 →これもねー! 見た当時は、ミアもセブも、晴れやかに笑顔で別れられたら良かったのにと思っていたんですけど、改めて見てめっちゃ納得できちゃった。ミアとセブが、方向性の違いで解散したというのが、あらためて浮き彫りになるラストなんだな~なるほどな~ フォロワーが提唱する「セブはメロいフレッチャー(セッション)」という説、改めて見たら結構そうかもな……と言う気持ちもしてきて、ミアはちゃんとセブに言い返せる人で良かった。 以下、ウォチパでおもしろかったとこ ・途中参加になっちゃって、開始時間から逆算して再生し始めたけど、「今って踊ってるとこらへんですか!?」「そうですそうです」みたいなやりとりをしてから、この映画って結構踊ってるから、確認に向かないセリフだったな……と一人で笑っちゃった。 ・Summerのシー...

どうしてSNSをしたりブログを書いたりするんだろう。

ブローガスト11日目。 今日はプリミティブ・ウォーを見たかったけど、近所でやっている劇場がないし、 9月にオフ会があるので、オフ会のための洋服でも買いに行こうかなと思って出かける。 まったく予想もしていなかったが、とってもかわいいブルゾン?を見つけたので買う。 生地はさらさらだけど、みっしりしているので9月に着るのは厳しいかも知れない。 ブルゾンの他に、セールになっていた普段着に良さそうなパンツを買った。 niko and ...のゴジラコラボのTシャツを買おうと思っていたけれど、欲しいやつは売り切れていた。オフ会に何を着ていくかは決まらないままです。 ジョン・スコルジー著、内田昌之訳「怪獣保護協会」を読み始める。とてもおもしろい。登場人物にオタクしかいなくて…… 登場人物のほとんどがドクター(博士)だけど、三体に出てくる研究者たちとは全然違っていてみんな社交的ですぐにジョークをとばしあう。三体ってホント根暗な研究者しかいないんだ……。 もしも映像化するなら、ギャレス・エドワーズに撮って欲しいけど、ギャレスは原作付き映画あんまり好きじゃないかもしれない。 Twitterを見ると、流行なのか、同人小説への適当な言及が多くて疲れる。 『個人の嗜好を過度に一般化することで、インターネットバトルを勃発させ、ビューを稼ぎ金を稼ごうとしている』という目的があってやっているならまだましで、そうではなく、純粋に、他人を攪乱させたい人がいるように思う。 まんまと攪乱されている。疲れるのにTwitterを見てしまうのは何故なんだろうなと思う。それを上回る利が本当にあるんだろうか。 そもそも、わたしは、自分が書いた小説を、どうしてインターネットに全部アップロードしているんだろう。よくわからない。 わたしは他人の感想不要派閥なので、自分一人で楽しめばいいんじゃないのかとか考える。 というか、自分の書いた小説を、真に楽しんでいるのって、本質的には自分一人だと思うんですよね。わたしの頭の中のスクリーンで上映してる物語だもん。 そんなことを考えていると、ブログも、どうして人に自分の日記を読ませているのかわからなくなってきた。

f植物園の巣穴

 ブローガスト10日目。梨木香歩の「f植物園の巣穴」を読み終えました。 梨木香歩、日本の作家だとかなり好きな作家です。 f植物園に勤める主人公は、歯の痛みに耐えかね、歯医者に行くのですが、この歯医者が不思議な歯医者で、 主人公は現実と思い難い不思議な世界で、謎に納得しながら、歯の治療を行い、f植物園のなかの水生植物園(彼が呼ぶところの"隠り江")の造成を行なっていく。 読み始めたときには、綾辻行人「深泥丘奇譚」みたいだな……そう言えば「深泥丘奇譚・続々」をまだ読んでないな…… わたしも歯医者に行かなきゃ……歯科助手が犬じゃない歯医者さんに……(予約取りました)などと邪念でいっぱいになりつつ読み進めていたのですが、 "千代"を探す道ゆきがはじまり、カエル小僧という道連れが出来、彼に名前をつけるところでウワーーーーン!!!! と泣いてしまった。 名を与えるというのは相手の存在を確かに認める特別な行為なので……ホント……ほんとにこの話の入り口からこの出口に辿り着けるの、何!?!!?!! 家守綺譚の「葡萄」がずっと続いていっているような気持ちがしました。葡萄大好き。 良い物語はわたしを遠くに連れて行ってくれるなあと常々思っているのですが、かなり遠くまで連れてこられてびっくりしちゃった。 大好きなお話になりました。また折を見て読み返したいです。 電書で買ったんだけど、なんとなく、梨木香歩のお話って、本で読みたい気がするな。 梨木香歩の本って、ちょびっとずつ、適当に開いて読み返したりしたいけど、電書ってそういう読み方に向いてないから……