投稿

7月, 2025の投稿を表示しています

小説同人誌の作り方②

イメージ
――これからの「同人誌」の話をしよう マイケル・サンデルもこう言っていることですし……(絶対言ってない) やあやあどうもこんにちは。春コミの同人誌製作日記である「 小説同人誌のつくりかた 」に続きまして、第二弾の小説同人誌の作り方です。 同人誌作るたびに日記を書く人か? そうかも。読み返すと面白いからね。 これはサムネイル表示用のねこです。かわいい〜。 今回は7月に、いまやっておるZZZのCPのWEBオンリーがあったので、そのときに出した個人誌の製作の時に考えていたこと、 結果的にその試みがうまくいかなかったという話を防備録を兼ねて記しておきます。 内容に直接触れる部分はかなり少ないですが、わたしは普段R-18BL同人をやっている者なので、その辺りが苦手な方は読まない方がいいでしょう……(予言) あらすじ ◆この本を作るに至った経緯 ◆小説は見開きがかなり大事。 ◆小説にもコマ割りがあるのではないか ◆本文を書く ◆印刷 ◆とらのあなに委託する ◆なんかすぐに完売したから追納する ◇番外編 WEBイベント用展示作品を作る ◇番外編2 合同誌を作る ◆さいごに あいかわらずもくじのリンク機能などの便利なものは導入していませんので、 好きに読んだり飛ばしたりブラウザを閉じたりしてください。 ◆本を作るに至った経緯 春コミの時に”泥棒を捉えて縄をなう”過ぎる作り方で5万字書いて泣いていたので、もう少し自分の手に負える1万字サイズの話を書いて自信を取り戻したかった。 春コミ新刊製作日記は、ありがたいことにマストドンで結構拡散していただき、いろんな人があれを読んでコメントしてくださったのですが、 ものすごく優しい方の「プロットを書かないでもかけるというのは、その前段階の散歩の時点である程度頭の中で話が組み立ててあるんでしょうね」というコメントが一番心に来ました。 組み立ててないんです。なにも……本当に、なにも…… 組み立ててないから冒頭1.5万字を4回書き直しました。泣いちゃうよ。後ろを書くたびに前側毎回書き直してたんだぜ。ありえんだろ。 プロットって、立てた方がいいんかもしれませんね……という気づきを得る。 春コミのあと、ポプルスのHPをみていたらレトロ本セットという、特快本の紙をクラフト紙に変えられるフェアをやっていた。 全部クラフト紙の本……絶対かわいい! 全部クラフト...

ハヤカワSF15選

ハヤカワが電書セールをやっているぞ。14日まで。そんなわけでわたしのおすすめ15選です。  ◆「戦闘妖精・雪風」シリーズ(既刊5巻) ◆「膚の下」(火星三部作) ◆「博物館惑星」シリーズ(既刊3巻) ◆「機龍警察」シリーズ(既刊7巻) ◆「グラン・ヴァカンス 廃園の天使I」(既刊2巻) ◆「月世界小説」 ◆「三体」 ◆「プロジェクト・ヘイル・メアリー」 ◆「わたしたちが光の速度で進めないなら」 ◆「こうしてあなたたちは時間戦争に負ける」 ◆「鋼鉄紅女」 ◆「ミッキー7」 ◆「侍女の物語」 ◆「カエアンの聖衣」 ◆「無伴奏ソナタ」 ↑例によってリンクとかはないので、この順番で書くんだなあ~~~と思って見てください。 適当に読み飛ばしてください。 ◆神林長平「戦闘妖精・雪風」シリーズ 人類は、南極大陸に突如として現れた通路を抜けた先にあるフェアリイ星で正体不明の敵・ジャムと戦うため、フェアリイ空軍を作った。主人公・深井零は情報収集のため「味方を犠牲にしてでも帰還すること」を至上命題とする偵察部隊に所属しており、そこに所属しているのは皆、機械がなにかの手違いで人間に生まれてしまったのだろうと言われる隊員ばかりだった(あらすじ) ハナからシリーズとか言ってまとめて紹介し始めて15選とか言ってるのに15冊に収める気がなさ過ぎる。 現在既刊5巻(うち4巻は文庫化しています)、今年の末か、来年の頭に6巻の連載が始まる予定で、6巻で完結予定です!半世紀に及ぶ雪風シリーズに、今終止符が打たれようとしている! 読み始めるなら今!! 戦闘妖精・雪風はあまりにもわたしの”””人生”””すぎるため、あまり気軽に他人に勧められなくなってしまったのですがそれでも!! それでもお薦めさせていただきたい!! なぜならば!! 2巻のグッドラック以降に新作が出ていることを知らない人が多すぎるから……(涙) 日本SF界で知らぬ人はいないぐらいの名作ですし!? OVAもあってSFオタク以外にもネームバリューがあるのに!? その後続いてるのを知られないのは悲しすぎる!! みんな読んでください!! 長平は、ちゃんと雪風を令和の物語にして語っていますよ!! 主人公深井零は、1巻で自分の愛機・シルフィード雪風(偵察のための戦闘機です)のことを恋人のごとく愛しているんですけど、2巻でようやく機体をより強力なメ...

わたしたちが光の速さで進めないなら

「わたしたちが光の速さで進めないなら」キム・チョヨプ著、カン・バンファ、ユン・ジヨン訳 読み終わりました。 「スペクトラム」、映画化決まってるんですね!?!! 楽しみ〜 ルイやルイの描く絵、映像化むずそうだが……!? 「共生仮説」がいちばん好き! リュドミラの惑星。 表題作「わたしたちが光の速さで進めないなら」、 登場人物の言う、「わたしたちが光の速さで進めないなら、同じ宇宙にいるということに一体なんの意味があるだろう?」う〜……になる。 技術の発展により逆に取り残されることになってしまった人たち〜…… 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」のアンディウィアーが技術を推し進めることで人類全体が良くなっていくと確信してデカい作品が書ける作家だとすれば、 キムチョヨプはデカい作品のその裏側で取り残される人に目を向けることができる作家なんだろうなあ〜と思いました。 登場人物はそれぞれ愛があるんだけど、根底に"他者性"があるというか、自分は自分で他者は他者だという自他境界があって、どこか突き放したように見えるところも居心地がいい。 梨木香歩もちょっとそういう感じあるよね。心地いいシビアさみたいなのがある。 「館内紛失」亡くなった母親の足跡を探る小さな旅。いわゆる"AI人格"のお墓、の話で、 こうして他者への理解と無理解の話をやるのってすごすぎない? と思いました。 母親に母親になる前の人生があることに気がつけて良かった。気づいて欲しいけど、それは 「わたしのスペースヒーローについて」ジェギョンおばさん好き。 彼女と主人公ガユン、姉妹同然のソヒ、ガユンの母の4人の奇妙で愛しい同居生活好き。 「母親を間違えて生まれてきたみたい」って笑い合えるソヒがいたからこそ、ガユンがガユンでいられたところがあるだろうな。 ジェギョンおばさんには多分そういう人はいなくて、でも多分それで良かったんだろうな! 爽やかな読後感だった。人体をわざわざ改造して遠くまで進んでも、同じ宇宙であることもあるでしょうからね。

METライヴビューイング サロメ

新演出サロメです。サロメ大好きなので見ました。 サロメという題材は好きだが、サロメのオペラの曲はそんなに好きな曲ないな〜。 音ハメがないから……(コラ!)  始まる前のキャストインタビューで、演出家が、新演出サロメはインスピレーション元はキューブリックの「アイズワイドシャット」「シャイニング」で心理スリラーだと語る。 サロメ役の俳優は「サロメに共感する、シーラとプリンセス戦士になった気分」と言っていて、現代〜〜〜になった。 シーラとプリンセス戦士といえば、Netflixで見られる女児向けアニメで、シーラは自分の所属していた組織が"悪"だと知り(スターウォーズの帝国軍にいた感じかな)、 組織から離れ、かつての友と剣を交えることになる……というのが大筋ですが、1期の途中までしか見てないので言わんとすることが、あまりわからん!!  でもこのアニメ自体はクィアロマンスとかの文脈で語られることが多い作品なので期待だな〜と思ったりする。 ・上下に動く縦長いセットがすごい。いや本当にすごいな!? このサロメは他人を待たない。ヨカナーンに会いたいと願い、他人が彼を引き連れてくるのを待たずに自分で降りてゆく。 象徴的だ〜、途中で折り返す長い階段を降るのは"黄泉の国へ降りていく"という雰囲気がある。いいね。 降りた先に、サロメ(小)が既にいるんですよね、これ、なんなんですか? 残心? ・7つのヴェールのダンスの演出をどう受け止めていいんだろう。 ストレートに受け止めると、サロメが幼い頃から受けてきた仕打ちを再現している、という図なんだけど、そんなにストレートに受け取っていいんですか!?(疑いの眼差し) ダンスをみたがった父ヘロデはヤギの被り物をして椅子に座り、その向かいに同じくヤギの被り物をした男が座る。 七人のサロメが現れ、小さいサロメから順に1番大きいサロメにヴェールを取られて踊り、ヘロデと同じ被り物(ヤギ)をした紳士にそのたび虐げられる。 虐げられていると1番大きいサロメが遮ったりして逃すんだけど、これなんかこう、インナーチャイルド的な……? になった。 もしくはこう、がらがらどんなのかもしれない。いやそうすると1番大きな山羊にやっつけられちゃうからダメ。 最後は被り物の紳士がサロメを虐げるのに使った棒を取り上げてへし折るんですけど、これは...

オールドガード2

アンディ〜♡ ナイル〜♡ 不死じゃなくなった生活もそれなりに楽しんでいそうなアンディ。 ブッカーが1番好きだったので、再登場して嬉しい。 ウマサーマンが海に沈められていたクインを助け、ブッカーはそのクインに拉致られる。 身なりが整ってないブッカー、良きですね。 新キャラ・トゥワがスネークアイズのヘンリー・ゴールディングなんだけど、 インテリ男っぽいスタイリングなので、遠目だと小川哲に見えます(???) 小川哲(SF作家)をデカくてヒゲの男としか認識してない人? 「通り名はディスコード」「不吉な響きだ」「ああ、まさしく」 わたくし(ええっ、そうなんですか!? オタクの使っているなんか通話のアプリみたいなやつじゃないんですか!?) アンディよりも前の最初の不死者の存在が明かされます。 アンディがクインを探しに行くのについてきてくれるナイルってほんまええ子や…… 飴ちゃんあげるからおいで(関西のおばちゃん!?) クインとアンディ、「あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色」すぎる。 死が二人を分かたなかったばかりにこんなことになっちゃうんだ……。 ず〜っと険しい顔のクイン好き。クインの顔好きっすねえ〜。クインのまとめ髪かわいい。 ちょとカンフー映画みたいな身の軽いアンディvsクイン戦好き。 ディスコードと邂逅するナイル。 ああ〜ディスコードのベージュ? カーキ? のワントーンコーデが可愛すぎる〜! ウマサーマンのまとめ髪もかわいい。サイドがねじねじヘアだ。 なんでディスコードはアンドロマケを特別視してるんですか? って思ったけど アンディが派手な動きをしてるせいで〜ってのがあるのかな。わからん。 最新の不死者に怪我をさせられると不死の力を失うのではないか? という仮説を立て、失った力を他人に委譲できるかもしれないと語るトゥワ。 それを聞いたブッカーは「アンディをまた不死身にできる」と言う。おまえね……。 ブッカーがアンディのところにきて泣きながらアンディに言われた言葉を言うの良かったです。"信じることも大事"そうだね。 終わりがね……ないのは辛いからね…… 事情を知らんナイルの元へゆき、訓練をつけてやると言う名目でナイル・トゥワ・ブッカーの3人で戦うシーン好き。 トゥワはインテリ男と見せかけて突入班にもいるし、意外と動ける男なんだ。 ナイルに切り付け...