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4月, 2025の投稿を表示しています

iHostage

 Netflix製作。実際にあった2022年のアムステルダムApple Store立てこもり事件の映画化作品。 群像劇みたいな感じで、立てこもり犯&人質、店内で隠れている店員&客、交渉人チーム、店前待機している特殊部隊、みたいに視点が代わりつつ話が進んでいきます。 2時間切る物語で群像劇なので、良くも悪くもライトで、緊迫してるけど、そこまで怖くない。 交渉人が犯人の名前を引き出したところでやったぜ! みたいになったの、わかるわかる〜になった(コールセンター勤務) でもこの味を得たいなら、THE GUILTY(デンマーク映画)見ればいい気がしてしまい……やや帯に短し襷に長しですね。 ラストは日常に戻る人々を描くけど、ややビターでよかったです。 立てこもり映画なら、ストックホルム・ケースの方が好きですね。イーサン・ホークが好きなだけだろ。 オランダ語だしオランダ製作なんだと思うけど、Netflix映画ってなんかNetflixの味するの、何????? Netflixが金を出しやすい定型の物語がある????? 1番面白かったシーンは扉を開ける合言葉がiHostage(Apple製品のiに人質のhostageの組み合わせ)っていうところだったので、出オチがすぎます。 ・実際の事件映像見たけどかなりほんとっぽく作ってあってびびる。 ・Apple Storeの外景は巨大スクリーンに3Dスキャンした背景を投影してるらしい。おもしろい。

バック・イン・アクション

 Netflix配信。キャメロンディアス、ジェイミーフォックス主演。 子供ができて、自分の死を偽装し身をくらませたCIAエージェントの2人は反抗期の子どもの子育てに奔走している。 何言っても「ママ、キモい」みたいな感じの娘と、健康オタクでああいえばこういうみたいな息子をどうしたらいいのか、キャメロンディアスとジェイミーフォックスは悩んでいるが、あるとき過去が追ってきてなし崩し的に戦いのなかに巻き込まれていく…… みたいなよくあるあらすじです! 話もよくある感じです! MI6が物分かり良くてびっくりしちゃった。 「親は嘘をつくものだ」「ディズニーランドが休園」「代数は毎日使う」みたいなやりとりワロタ。そうなんだ…… ゴアなシーンもないし、アクションはかっこいいし、キャメロンディアスはかわいいし、ジェイミーフォックスはかっこよくて、家族で見たりできそうな、気軽に楽しめる映画で良かったです。 しかもこれキャメロンディアスの復帰作だったんですね。ぴったりのタイトルだ。 14歳の娘が偽造IDでクラブに出入りしてて、それを連れ戻しに行ったら、バチギレされてンーーーー!!!! ってなってる妻を、 「おれたちにはこれが必要だ、だろ?」と言いながら手にキスする夫、次のシーンでは子供部屋に親の声と物音が響いてきて、娘と息子が「盛り上がってる!?」「キショ!!!!」と言ってるんだけど、 夫婦はバチバチに本気でミット打ちしてストレス発散してるシーン、お約束すぎてワロタ 好きですね、こういうの…… あとMI6伝説のエージェントの母親とか、その若い恋人が「おじいちゃんって呼んでね」と言ってくるのとか、細かく笑えてよかったです。

シンシン/SINGSING

シンシン刑務所の更生プログラム・舞台演劇を描いた作品。めちゃくちゃよかったよ〜!  主人公のディヴァインG、友人のマイク・マイク、演出のブレント以外はほぼご本人キャストで、エンドロールでAS Himselfと出まくってすごかった(小並感) 幕開けは、舞台の上でシェイクスピアの夏の夜の夢をやっているところから始まる。 更生プログラムとしての演劇、新参者のディヴァイン・アイを仲間に迎え、衝突をしながら一つの作品を作り上げていく様は、青春映画と言っても差し支えないぐらいまっすぐで真剣なんだけど、 刑務所にいるGが、演劇を通して、頭の中では出所できる、ここを奪うな、と言うのは切なる言葉で胸をうつ。 ディヴァインGは無実の罪で刑務所にいるんだけど、脚本を書いたり、裁判所の記録を見て控訴したり、インテリなんですよね。 ギャングのアイとはタイプが違うんだけど、やりとりをして、「ここではニガじゃなくブロっていう」と言ったのを、 そのときは通じたんかわからなかったけど、あとからブロって言ってるのを見ると"伝わっている"と思って感動してしまう。 減刑の面接(?)のときに、「演劇プログラムに参加していますね。今も演技していますか?」みたいなの言われたのは、キッツ〜〜〜!!!! となった。 刑務所に入ると、常に"なんらかの企みをもつ犯罪者"として見られることから逃れられないんだ…… つらい……もし本当に犯罪者だったとしても普通につらいのでは。立ち直れやしないかも…… そんなおり、仮釈放の面談を手伝ったアイはうまくいって、友人のマイク・マイクも動脈瘤で亡くなって、 Gはもう、めちゃくちゃになっちゃう。なるよそりゃ。 そこで手を差し伸べるのがアイでね、とってもよかったです。 作中でやっていた、タイムトラベルで剣闘士やマクベスやミイラやなんやかんやいっぱい出てくる劇が実在で、エンドロールで実際の映像が流れるの良かった。 この映画見て、洋画見てるときに摂取するYo men.または Hey men.みたいな呼びかけをを一年分は摂取した気がしました

ミッキー7

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  ポンジュノ監督「 ミッキー17 」の原作本、エドワードアシュトン「ミッキー7」読みました。 結構改変あると聞いてたけど、確かにそう! 確かにそう! と素振りしながら楽しく読みました。 読み味的にはユーモア溢れる男性の一人称小説で、火星の人とかに近い。ただし主人公は何度も死ぬ。 ・同じ顔カプ度は、映画の方が上。 ・7と8とナーシャの3Pがあったことをほのめかされているので、三人交際度は、映画より上。 オタクが気になる改変としては、以上です。(同じ顔カプと三人交際にしか興味がない人?) あと、原作にマーシャル司令の妻はいない。 人々が配給カロリー不足に喘ぐなか、ソースにこだわる美食家はいなかったんだね、良かった…… ミッキー17見たあとでミッキー7を見たので、普通におもしろかったんですが、 原作読んでから映画見てたらベルト(映画だとティモにあたるミッキーの友人)がいなくなってるのに大暴れしてたかもしれないな。 トータルの萌え萌え度の話をすると、ポンジュノ監督の映画ってわたしにとって本当に萌え萌えで大好きだったんですが、 原作のミッキーのなんとも言えない楽天家ぷり、軽妙な自分自身とのやりとり、エクスペンダブルズとテセウスの船の話を繰り返し行われるところ、 「おまえはおれじゃない」「おまえはおれだ」と言い合うミッキー7とミッキー8の図は、本当に良かった。 主眼としている部分が違うので別のものとして楽しめました。 映画のミッキー17は明らかにミッキー1718萌え萌えコンビとして描いていたな…… ミッキー7の冒険は反重力ブルースに続くので続きもまた読みます〜ヒャッホー!

教皇選挙

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教皇選挙、見たのミッキー17よりも前だったんですけど、良過ぎてブログを書かずにいた。 どのシーンも絵画的にきまっていて美しくて見ていて嬉しく、そして緊張感で張り詰めており、 ラスト、窓から外を覗き緊張感から解放されるのが良かった。 とにかく、キャラクター造形も脚本も、カットも全部良すぎる(そうだね) 「画面が絵画的に決まっている」とわたしが思うとき、バロック絵画を無意識に想像しているな〜と急に思った。バロック絵画のこともよくわかってないのにね。 パンフ買ったんですけど、パンフに投票用紙が挟み込まれてて、好きだこういうの…… 良すぎると逆にブログ短くなる法則がある。写真はキノシネマの教皇選挙コラボドリンク。

HBO LAST OF US Season2

 EP1 お! HBOドラマLAST OF US S2、ブックスマートの子が出てる!  5年後が舞台なのにエリー役のベラ・ラムジーは続投なんだ 幼いな〜でもベララムジーも成人してるはずだから……(?) 栄養状態のよくない世界だから普通にみんな小柄とかあるのかも。"こう"なる前に成長期を終えたやつ以外平均身長160台(男女合わせて)とかありそう。 エリーの親友に「おしえて?」と言われて、「ああ」ってブレーカーの説明をしてくれるあたり、ジョエルって元々面倒見が良い人間なんだなあ。甥っ子とじゃれたりとかね。 でもエリーの話になると過熱するのワハハですね。過保護おじさん。 セラピーシーンのある作品のこと大好きなのでとてもよかった。セラピストが、ジョエルの隠し事を見抜き、夫をあなたに殺された、あなたがこの家にいることが辛抱ならない、と告白したあと、あなたの番だ、というけれど、ジョエルが目に涙をいっぱい溜めて、捨てられた犬みたいな顔するのは、マジでね。いいんですよ。 涙を一筋こぼしながら「彼女を救った!」と言って席を立ってしまうの、マジでね。(語彙力皆無か?) クマを食った6匹のクリッカーを見つけ、スーパー? の中での攻防を見て「あっあ〜〜〜そういえばこういうドラマだったよ〜〜〜こわいよ〜〜〜とドキドキしてしまった。親友が新年のパーティ? に誘ってくれるのも、フラグみたいで怖かった。 ベリーインテリジェンスなクリッカーがきて非常に怖かったです。 エリーと、エリーの親友は、エリーからの好意があるけど、親友はヘテロだから遠慮してるんだろうな〜と思ったら、バチバチにラブいシーンが来てビビった。 そしてそのあと「レズめ!」と知らん人に吐き捨てられ、エリーがなんかいう前にジョエルが体当たりしてワロタ。トラックに轢かれたぐらいの衝撃ありそう。 でもそれは普通にエリーを怒らせました。まあそうですよね。自分のことだし自分の怒りなのに自分でなんもできなかったんだもん。過保護だって言われるのわかる。現代でいたらかなりモンスターペアレントなんだろうなと思った。まあ、この時代でも。 EP2 アビー、ポスアポ世界だけどマスカラバチバチですごい。崩壊直後ではないし、さまざまな代用品がありそうだな〜。 現代でもライターで焼いた鉄串をホットビューラーみたいに使う人もいるしな。 アビー、寒い...

密輸1970

 密輸1970見た!!!!!!!! 超良かった…… ジンスクとチュンジャ、ビジュが好き。金入ってシミラールックしてるの可愛すぎる。 チュンジャ、悪の石田ゆり子って感じの見た目をしていて良かった。 コ・マダムは顔がかわいすぎる上に根性があって最高。 女女感情があってとても好きでした。 いや〜密輸1970……話題なのは知っていたがかなりおもしろかった。 フォロワーが「サメ映画ですよ」と言ったから見ました。 序盤、父親がスクリューに飲まれて、海がジュワッと赤く染まるシーンがあり、かなりジョーズだったので、 「サメ映画概念だという話か〜」と思っていたら後半はサメがバンバン出てきて手を叩いて喜んでしまった。 地の利って大事だな、海で海女さんにケンカを売らないほうがいい、酸素ボンベのチューブを切られるから…… 父親を奪われたときと同じく、錨の縄が切れて海を覗き込む顔を叩かれる(これ完全にチンポビンタ概念だ)ので、 スクリューにドリ(チンピラの弟)がのまれて海がジュワっとなるやつやね。と思っていたら、 普通にいい話っぽく、「ジンスク船長、出発!」と船を出し、新たな門出となったので良かった。 ドリはサメに食べられた。サメ、食欲旺盛すぎる。 係長の死に方全然手が込んでなくて雑にちょっとコミカルな調子で死んだのでめちゃくちゃ笑ってしまった。 クォン軍曹はカッケー立ち回りをして死んだかと思ったら生きてた。ビジュアル良すぎの隻眼の人は残念でしたネ……

スノーピアサー

 ポンジュノ監督。クリスエヴァンス主演。 ミッキー17の感想でちょくちょくスノーピアサーに触れているものがあり、 それは「韓国で撮ってたらもっと攻めてたかも」みたいなニュアンスで、スノーピアサーとミッキー17は"""整った"""ポンジュノ映画だとする感想だった。 その真相を探るべく、おれはゆねくへ飛び、スノーピアサーを見たのだった…… スノーピアサーは、ポンジュノがワインスタインに「魚のシーンカットせえ」と言われて「父が漁師なもんで……」と嘘八百でカットを免れたというエピソードだけTwitterで見た。 お魚が出てくるってことは、お魚で殴るシーンもあるかもしれませんね。という期待(韓国映画のワクワク! なんでも武器になるよ! のノリが大好き) あらすじ:地球温暖化をなんとかしようと思って薬を作ったら氷河期が来てしまった。 人類は止まらない列車に乗ってるやつだけが生き残っているが、列車の閉鎖空間のなかはエグい階級社会となっている。 閉鎖空間のなかの階級社会、ミッキー17でも見ましたねえ。"上流"だけが、色鮮やかな衣服を身につけ、グルメを楽しんでるの、エグいて…… みんな!! 丸太は持ったな!! みたいなので前列へと攻め入るクリスエヴァンスたち。 ソンガンホのビジュアルが良すぎるな〜。 氷河期が来て、列車に乗せられ、列車の最後尾で人肉を食って生きたことを告白するクリスエヴァンス。 子供を食べようとすると片腕を切り落として差し出した人がいた。(ファイアパンチだ!) おれもそうしようと思ったができなかった……と語る。 それを聞いて前方への扉を開けない、開けるのは外界に繋がるこちらの扉だ、というソンガンホいいっすねえ〜〜〜こういう映画のなかで掲げられた目標に風穴開ける展開大好き。 ここからウィルフォードさん(エドハリス)に呼び出されておしゃれな食事の御相伴に預かるのですが、ミッキー17で見たシーンすぎる。 エンジンの部品となっていた子供を救ったのはわりと直球に、社会の歯車になるなよ! 的なあれかと思いました。 「自分には両腕がある」とそれを負い目に感じている人間が、最終的に人を救うために左腕を犠牲にすることで救われるみたいな作りすごいよかった 川端康成かファイアパンチかだよ(そんな二択あるんだ) ...