投稿

3月, 2024の投稿を表示しています

マーベルズ

 マーベルズ見た〜良かった〜!! カマラかわええ〜〜〜カマラへの好感度が天元突破しているので、すべてのシーンで「カマラかわええ〜〜〜」になった。 カマラがキャプテンマーベルのファンガール過ぎてキャーーーッてなってるのかわい過ぎていいんですか!?!! になった しかし、憧れの人と入れ替わって自分のオタク部屋を見られたり夢小説見られたらわたしなら自害してしまうかもしれないな……とも思った  「私ときどきレッサーパンダ」の監督もだけど自分のファンガール気質を受け入れてアピールできるの強すぎる。 キャロルが家に来てたの聞いてニヤケが止められないカマラかわいい。 カマラの自己紹介パート(?)で 、 カマラがイラスト描いてるのがアニメーションで示されていくけどヒーローの服に着替えるシーンでシャツに手をかけるのを描こうとして 「あ〜手って描くの難しい!!」って描いたイラストの手がグーになってて、かわいすぎる……と思ってウケた。手むずかしすぎるのわかる。 ニックフューリーにもキャー! わたしのこと知ってるの〜!?  ってなってるカマラかわいい。 モニカとキャロルは置いて行かれたみたいな感じで微妙な雰囲気になってるけど、あとから和解ができて良かった。 スクラル人の拷問器具で記憶の共有をする3人(拷問器具を「奪われた記憶を取り戻すのにちょうどいいし!」みたいな感じで日常使いしてるキャロル怖すぎる)。 カマラってめちゃくちゃ素直で思ったこと全部口にするけど基本的に善のことしか考えておらずかわいいのでみんなカマラのおかげで解決したようなもの。(過言) バングルの片割れのせいで力を使うと入れ替わるようになってしまったモニカとキャロルとカマラの3人で入れ替わりの練習してる特訓シーン好きでした。 アラドナに行って歌って踊るキャロル(プリンセスの姿)を見てカマラとモニカで「いろんな感情になってる」「二次創作のネタになるでしょ」「すごく……」って言ってるの可愛すぎて好き。 好きなシーンしかないなこりゃ。ねこねこパニック映画でもあるけど、ねこを期待して見るほどではない。 生まれた瞬間から毛がフワフワで目も開いててご飯(ご飯!?)もしっかり食べられるかわいいねこちゃん……もとい、クラーケン。グース歩くシーンしっぽがぴーんとしていてかわいい。 バングルを取り戻したカマラとキャロ...

アントマン&ワスプ:クアントマニア

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス亜種みたいな話だった。 スコットラングとキャシーだけが最高。あと頭が電灯みたいな人とゼリーの人が好き。 キャシーの発明でご家族全員量子世界に行っちゃったからも〜大変! みたいなファミリームービーのようでいて、 マルチバース・オブ・マッドネスがやりたそうな雰囲気出てるからどっちがやりたいねん。と思いました。 マルチバースのエンジン(???)のところに入るとお前の可能性だよ〜っつってスコットラングがいっぱいになったところは好きでした。同じ顔カプの波動を感じた。 あとスコットラングがデッカくなると、まあ嬉しい……キャシーもデッカくなり、まあ嬉しい…… ピム博士がアリを大量に引き連れてきたシーンのピム博士の上着のはためき具合がカッコ良すぎて全てを許してしまいました。 量子世界にご家族ご一行と一緒にきたアリ、超賢い上社会を構築し工学を発展させてピム博士に助太刀してくれるのありがたすぎる。 アリにカーンが囲まれてワ〜ってなっただけで死んだシーンないから来るんやろうなあ〜と思ったら現実に帰ろうとしたときに来たから、わたしこういうの……キライ😡 と思いました ちゃんと殺せ!!!!(ワーモンガーめ) ちゃんと殺せ!! とは対照的に、キャシーvsハンプティダンプティ戦は、キャシーに手を汚させたくないな〜という気持ちで見ていて、 キャシーがデカくなってハンプティダンプティをぶちのめしたあとトドメを刺さずに「クソ野郎以外になって」と言うのは良かったよね カーンのことわかんないし、カーン萌え要素なかったので普通に興味が持てず、ふ〜ん……って感じでした あと暴行とかで有罪判決受けて降板してるっていう情報もすでに知ってるゆえの心の動かなさだったかもしれないね……

現金に体を張れ

 1956年の映画。84分。U-NEXT配信。 スタンリーキューブリックのハリウッドデビュー作らしい。バチバチに決まってる。 競馬場で強盗をする映画なんですけど、かなりスカしててかっこいいです。仲間をパズルのピース扱いしていて良い。不殺で大金を手に入れる完璧な計画のはずが……!? タイトルもめっちゃいいけど、原題は「THE KILLING」なので、邦訳マジックだ。ビートルズが来たヤアヤアヤア! と同じ枠(同じ枠かな……?) 音楽がヒャ〜としててかっこいいし、白黒映画だからね、暗いところから人の顔がヌ……と出てくるのとかもヒャ〜とします。 キューブリックの映像のイメージの感じって、わりとこの時点で確立してるんだ……と思いました。 ラストシーンが好きすぎる、競馬場の窓口で働くアホ亭主のワル妻が盗み聞きした情報で浮気相手のバカを金を強奪させるために突撃すると、 アホ亭主が仲間もろとも全員撃ち殺して、家に帰ってワル妻も撃ち殺して、浮気相手のバカに撃たれてた傷が原因で死ぬ。 金を強奪したジョージ? 誰だっけ? 主犯の男は仲間が襲撃を受けたことを察して、現金を持って女と逃げようとするんだけど、 空港で現金入りのカバンを預けたら、飛行機に乗せるためのカートから鞄が転げ落ちて、滑走路に金がバババババ……って撒き散らされて、 逃げようと空港から出たところで、タクシーも捕まらず、私服刑事? みたいな男が2人歩み寄ってきて、女に「逃げて」と言われるも「無理だ」と返して、 2人の刑事がにじり寄ってくる画面のままTHE ENDと画面上に出るの、オシャレがすぎる〜〜〜!! ここまで他人に徹してきたカメラが、ラストに主犯の男に視線になるの良い!!!! 完全積んだ!! 終わりや!!!! 感が出てていい。ままならねえ〜エッチだ! (わたしはここ2日、マストドンで死を待つばかりの男ってエッチだな〜! という話をしている、詰んでる男が好き、なす術ないとエッチだなと思う   https://fedibird.com/@youneeform626/112172484804682290 https://fedibird.com/@youneeform626/112178178194165376  ) 頑張って手に入れた金がババ〜〜〜となす術もなく散らばっていくのは地下室のメロディを...

アメリカン・フィクション

2023年。コード・ジェファーソン監督。ビデオスルーでアマプラ配信している。 作家のモンクはエージェントに「もっと黒人っぽい作品を」と言われている。母親の面倒を見ていた姉が死に、母親が認知症になり介護が必要になったのもあり、 モンクは"""黒人っぽい"""、ドラッグ、ギャング、銃、貧困、最後は警察官に殺されて……みたいな話を書き、エージェントにこれ売ってみろよ〜と言う。 エージェントは難色を示すけど、次にモンクに連絡してきたときに「出版社がバカだってこと忘れてたわ!!」みたいなこと言いながら巨額オファーがあったことを告げる。 そこからモンクは逃亡犯のギャングスタのフリをするハメになり……!?!! モンクとFUCK(本のタイトル、モンクが発行をやめさせるためにタイトル変えろ! FUCKや!! とゴネたら出版社が「挑発的で最高のタイトル」と受け入れてしまいこうなった)については、 流行ってるジャンルでこういう二次創作したら伸びそうやな〜〜〜って実際書いてPixivに投げといたら一気に100ブクマいってえ!? みたいな焦りがずっと続いていく(商業出版って大変だな、嫌になってもPixivみたいに消せないもん)嫌さなんですけど、 その裏での、モンクは父に可愛がられてたから浮気を知らなかった……兄弟2人と疎遠……母認知症……みたいな家族ドラマの中で、 認知症の母が「天才は孤独だ、あなたは天才だから」とモンクに語りかけるけど、母が呼んだ名前が兄の名前だったシーンが、1番、ウ……ってなったかも。 これってブレードランナー2049の「自分が救世主だと思ってた?」とか、虐殺器官の最後のところみたいなシーンじゃないですか!! でもモンクは、映画の最後も兄と2人で車に乗ってて、仲良さそうにしていて、エ!? 創作のスタンスはそれはそれとして、兄弟関係の修復はうまく行ってんじゃん!! と思って、良かった。 映画のラストシーン、モンクの体験をもとに描いたフィクションの映像化について監督と話している、というシーンになり、ラストを曖昧なまま終わらせようとすると「観客は納得しないよ!」とか言われて、「え〜じゃあ〜逃亡犯を追うFBIに包囲されて撃たれて死ぬってのはどう?」って言ったら採用されちゃって、 モンクは黒人文学のよくある話を批判していた...

ノッキン・オン・ヘブンズドア

ノッキンオンヘブンズドア見た〜! 90分ぐらいの名作映画上げろよってオタクに言ったら大体名前が上がってくるやつ。 あと、岸辺露伴のヘブンズドアーの元ネタのボブディランの「ノッキンオンヘブンズドア」と多分元ネタが同じ(エンディングがそれのカバー)。 名作とか言われてる映画って、やっぱめちゃくちゃおもしろいんだな。もっと早く観ればよかったネ……(毎回こういうこと言うけど好きな映画リピートしてることの方が多い) 味的にはフランス映画の「最強のふたり」と同じ枠かも。 余命いくばくもない男2人が死ぬ前に海を見ようとするけど、海に行くための車がないから車パクったらマフィアの車でお金ないから強盗したり、マフィアの車に乗ってたお金使ったり、マフィアと警察に追われてすつたもんだのドタバタコメディ。 好きシーン・マーチンとルディが高級ホテルで飛び跳ねまくるシーン・警察官に包囲されてマーチンが倒れて救急車に乗せられたあと目を開いてニヤ〜ってするシーン・海の直前で「話がある」「言わなくてもいい、俺も怖い」というやつ。 あと高級中古車売ってたマフィアの元締め? って、ブレードランナーのロイ……!? と思ったら、ロイだったので満足した。海に行かせてくれる、めちゃくちゃいい役だ〜 天国ではみんな海の話してんだね。わたし海なし県出身だからな、海のことはよくわかんないけど、いいところらしいですね。

レンフィールド(と、トライガンスタンピードの話ちょっと)

レンフィールド見た! めちゃくちゃ面白かった! ニコラスホルト&ニコラスケイジ出演。2023年クリスマッケイ監督。93分。 ドラキュラ伯爵のしもべのロバート・モンタギュー・レンフィールドが、共依存セラピーと出会い、自分が虐待されていることを知り、自分を取り戻そうとする……というめちゃくちゃいい話だった。 レンフィールド役のニコラスホルトくんは、顔色悪い役に一定の需要があるんでしょうか。ウォームボディーズとか、MMFRとか…… 1番初めにドラキュラ伯爵のしもべになった経緯を簡単に説明してくれるんだけど、これが白黒映画で、ゴシックホラーのいい感じのやつっぽくていいんですねえ。 金儲けしようと近づいてしもべになったよ〜ずっとドラキュラ伯爵の奴隷だよトホホ〜! って短い時間で説明してくれてありがとう。 R-15でゴアゴア演出なので、首や腕や胴が遠慮なく飛び、血がプールかな? ってぐらい出て、引っこ抜いた腕を武器に他の人間の胴に突き立てたりしていて景気がいいです。 ドラキュラ伯爵は伝承に忠実な存在で、レンフィールドがドラキュラから逃れようと新たに用意した部屋に、「WELCOME!」の玄関マットを置いてしまい、留守中に入り込んでるのでちょっと笑ったあと、 ドラキュラ伯爵がレンフィールドをガン詰めして、レンフィールドがどんどん悲しい顔になるので、やめてあげて……になった。 わたしはやっぱり、映画における依存症セラピーの描写がかなり好きなんですが、依存症セラピーは誰にでも開かれた場なので、ドラキュラ伯爵のことを「どうぞこちらへ」と招いてしまうというやつで、ヴァ〜〜〜ッとなった。 街のマフィアに買収された腐敗警察のなかで正しくあろうとするクインシー巡査はオークワフィナ! かっこいい! 根性がある!  めちゃくちゃ腕が良く、肝も据わっている。部屋に来たマフィアを惨殺したあと笑顔で手を差し伸べるレンフィールドの手を取って死体の山の上に立つシーンはかなり「本当にその手を取っていいんですか?」と思いました。 レンフィールドがドラキュラ伯爵を裏切ったことで、ドラキュラ伯爵はマフィアと手を組むんだけど、コカインで書いた魔法陣で封印されちゃって、 レンフィールドとクインシー巡査がめっちゃ笑顔になって「伝承が多すぎてどれで死ぬかわかんなかったから片っ端から試すよ!!」って急に楽しげな...

蜘蛛巣城

 1957年。黒澤明監督。三船敏郎主演。シェイクスピアのマクベスを戦国時代に置き換えた映画。 鷲津(マクベス)と三木(バンクォー)は怪しげな老婆に予言を聞き、その予言が的中する。 浅茅(マクベス夫人)は、その話を聞き、三木が裏切って大殿にその話をすれば鷲津の立場が危ないと進言すると、 「三木は子供の頃から△×の友だ!(竹馬の友? 全然聞き取れない) そのような卑劣な真似はせん!」と三木を高く評価しているのがわかってありがたい。 鷲津と浅茅の夫婦には子がないので、三木の子を養子にしようという話をしているときにも 「三木は勇気もある、知略にも秀でておる。敵にすれば恐ろしいが味方にすれば頼もしい」と言っていて、子を養子にすれば味方にできる……と三木を信頼しているのがわかってこれまた助かる。 ありがとう、鷲津……やっぱマクベス(鷲津)→バンクォー(三木)の感情があるのが1番嬉しいです。 そのあと浅茅が妊娠したと言い鷲津は三木を始末しようとするんですけどね……(コラ〜!) 鷲津の設けた席に行こうとするも三木のおとなしいはずの馬が荒れて鞍がつけられないのを見た息子が「父上! 今日の登城はおやめください!」という死亡フラグを立てて、 バリバリ伝説で秀吉が死ぬ回!?!!(バイクのキーが見つからずに外出しないほうが良いと妹に言われるシーンがある)と思いました。 浅茅の発狂は死産ののち「いくら手を洗っても血がついている」と手を洗い続けているというもので、気位の高い女が自らの手を汚したことが発端だと思わせる感じだな〜と思った。 蜘蛛巣城には「女から生まれたものにマクベスは殺せない」の予言はなく、味方からの攻撃で次々に弓を射られ(このシーンはさすがに知ってた!)息絶えるのいいじゃん〜〜〜!!! となった。 マクダフがいないんだね。マクダフ好きだけどフルカットされてもいけるんだ。すご。(黒澤明の手腕が) "山が攻めてくる"は、現代風に言うとギリースーツみたいな、山にカモフラージュした服を着た人とか木を担いだ人がワササ〜って出てきて、良かった。 最後はお城が霧の中に包まれ、最初に映った蜘蛛巣城跡の碑が映ってEND 諸行無常だな〜〜〜 マクベス関連で見たなかで1番これ好きかも。おもしろかった。 イドリスエルバのマクベス:怒れるマクベス、情が深い、バーサーカータイプの狂人になる...

マクベス(2015)

 2015年。ジャスティン・カーゼル監督。マイケルファスベンダー主演。 これはあんまりマクベス→バンクォーへの LOVE ……って感じがなかったよね。(どこに注目してるん) 戴冠式でバンクォーだけマクベスの手にキスをしない→バンクォーを恐れる気持ちを吐露し殺害することを決める→右目から一筋の涙……というすごい気持ちいいコンボ決まった 決まったけど、いいのか?  こんなコンボを決めてるのにあんまりバンクォーへの LOVE みが感じられないの不思議だな。 というか他者への感情があまり濃くなさそうなマクベス……マクベス夫人の死んだ時の悲しみようは深かったけど、このマクベスはあんまり元気がなく、悲しがりな感じがしました。 前提にある戦争の英雄という雰囲気があまりない。殺したダンカンの隣に横たわってみたり、下着姿で徘徊したり、ナイーブそうな男だなと思った。 戦闘中に処方されたせいでアンフェタミン中毒になっておりラリラリのハイと禁断症状の鬱が繰り返されてるとか言われたら普通に信じる。(第二次世界大戦のマクベス!?) ハ〜でもマクベスって小心者でそれをマクベス夫人が焚き付けているという図だから、そのナイーブな感じもまたマクベスなんだ〜おもしろいな〜。 あとこれのマクベス夫人が好きだった。このマクベス夫人は夫を焚き付けた罪悪感でおかしくなっちゃったんだなあ〜と思った。 イドリスエルバのマクベスでは、マクベス夫人はなんか知らんうちに勝手に狂った(???)と思って、それぞれ元気に狂っとるね!! という感じだったから…… 冒頭から合戦シーンでさ、空が高くて景色がきれいで映画だな〜! と思った イドリスエルバのマクベスの舞台っぽさはやっぱ意図的なものなんだな〜、となった。 戦化粧で黒くなったファスベンダーさんが合戦の最中周りがワーワーしてるのに立ち止まってじっと見てくるシーン好き。静と動でね。 ラストバトルは「山が丘を越えてくる」を山火事で表現しているのいいね!! と思いました。 マクダフは被弾しながらマクベスのトドメを刺していたので、かなり両者グチャグチャになっていてバトルシーン自体にも迫力がありました。 このマクベス、フリーアンス(バンクォーの息子)がメチャクチャ幼いな…… マクベス退治のあと、マルカムが玉座に向かう後ろ姿と、多分フリーアンスの後ろ姿を交互に撮ってEN...

ジョージ・バランシンのくるみ割り人形

 2011年ニューヨークシティバレエ団。U-NEXT配信。 バレエあんまり見ないんですけど、いろんなバージョンあるんだよな〜てのだけ知ってて(ノイマイヤー?とか、ピーターライトとかいろいろあるよね)、ゆ〜ねくすとくんに入ってたし見てみるか! と軽い気持ちで流しました。 クリスマスシーズンの定番演目らしくてキッズも見るらしいしね、話はなんとなく知ってるしね。 馬鹿でかいツリー! 窓! 少女を乗せて爆走するレースのベッド!(ぐるんぐるん回る、怖い!)  最後にトナカイ引くそり(ワイヤーで吊られてる)に乗って退場する! 美術がスゲ〜〜〜! 豪華!  その反面、カメラワークが微妙で群舞があんまりおもしろく見えなかった(揃ってるところが見たいのにすぐカットが変わってしまって……)
最後の方のバドドゥ良かった。 アラビアの踊りとこ中国の踊りとかはステレオタイプで人種差別的だみたいな話あるけど(遥か昔に書かれた話なんで仕方ないっちゃ仕方ないんだろう)、これはマイルドにした版なのかな? わからん。 中国人は……かなりステレオタイプだったと思う! あと、1幕の子役がワチャワチャしてるパーティーのシーンで、イタズラした男の子を親がヒョイと持ち上げて叱る演出が何度かあるけど、持ち上げる方も持ち上げられる方も全くブレてなくて体幹が強くて良かった。当たり前だろ。全員ダンサーだぞ。 くるみ割り人形をくれる眼帯の男、ドロッセルマイヤーさんはなんかいるだけでエッチ。 緞帳降りるスピードがめちゃくちゃ早くておもしろかったです。

マクベス(2021)

 Apple TV+配信。2021年A24フィルム。デンゼルワシントン主演。 白黒映画なんだけど、マクベスが異常にセクシー。アップになると、お髭に白髪が混じっており、マジで顔いいなあ〜になる。 冒頭の慎重で小心者っぽいところから、後半のスター状態のマリオみたいなバーサーカーじみたところもかっこいい。 準ボス戦で「女から生まれたものにおれは殺せない」と殺し屋みたいな殺陣を見せるところも良かったし(イコライザー!?)、 マクダフ戦のラストバトル演出、弾かれた王冠を拾おうとして首を取られるのかなり良かったです。 あと魔女がすごい怖いし身体表現がすごい 。 METテンペストの妖精みたいな感じで、体ってそっちに曲がるんですか!? ぐらいにくねくねさせながら、この世のものとは思えない声を出す、存在がすごい。 マクベス夫人のフランシスマクドーマンドはまあ当然ながらめちゃくちゃいいです。前半の権力を求める苛烈な印象から、後半のやつれて狂気に駆られた夢遊病のシーンの落差が良い。 バンクォー役のひとがめっちゃかっこよくてね〜眉毛がファサッ……としてるんだけど、多分メイクだよね。あれだけ眉毛がファサッとしていい方向に伸びてたら言うことない。眉毛あれぐらい伸ばしてえ。 マクベスがバンクォーに対して「あいつの高貴でおそれを知らぬ気性が怖いのだ、勇敢でありながら慎重に行動する知恵もある、おれが恐れるのはあの男だけだ」と言うところがあり、 エッ!? 𝑰 𝒍𝒐𝒗𝒆 𝒚𝒐𝒖……ってことですか!?!!(曲解するオタク)となりました。 マクベスってマクベスからバンクォーへの巨大な𝑰 𝒍𝒐𝒗𝒆 𝒚𝒐𝒖だったのかも…… コーエン兄弟のどっちか(どちらかはわからない)のソロ監督だったんですね。 コーエン兄弟の「バスターのバラード」に出演していたハリーメリングが王子役で出てておお〜と思いました。 舞台と映画の間ぐらいの不思議な雰囲気で(背景が静的な雰囲気だったのでそう感じたのかな?)おもしろかったです。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

Apple TV+配信。 ディカプリオ演じるアーネスト、笑うと歯が汚え〜すげ〜頭の血の巡りが悪そうな表情すごい、オジキのアホ犬感すごい。 自分が手配した妻の妹夫婦爆殺のあとに鎮痛な面持ちができる程度には善良だが、とにかく意志が弱くて頭も弱いアーネスト……(アーネストの悪口しか言ってねえ) インディアンの命は犬より軽いよ〜とか、「始末の仕事はやらねえ」「インディアンだよ」「じゃあ話は別だ」とか、 たくさん殺されても捜査もされないとか、そういう面を描くドラマ(そしてFBI設立の話なんですねこれ)だけど、つれ〜〜〜〜〜が1番に来てしまった。命が軽すぎる! ビルのオジキは純潔インディアンを「資産」呼ばわりしていたりとヤベ〜 ビルのオジキ、オセージ族にフレンドリーで文化や言葉も身につけてるけど家畜を世話するようなもんだと思ってんだろうな〜とおもた。 ビルのオジキ、ド冒頭から緊張感があるキャラだけど、割と途中までは高圧的なシーンなくてほんとにいい人に見えてたんだよな。 気鬱のオセージ族を保険金モクで殺したあと、彼と揉めてたロイ?を調べられたら具合悪いから親切を装って「街を出ろ、友人としての助言だ」とか言うけど「無実だから出ないし友人じゃないよ」と返されてたのおもろい。 自分で牢屋に入って記者呼びつけて「誰も裁くな、とトップに書け」とか言ってるのもおもろかった。 アーネストくん、証人保護を受けたあとオジキの弁護士と話して「自白させられたんだろ」とされて「そうだ」になっちゃうの、この期に及んでアホアホ選択を!?!! ってびっくりしちゃったんだけど、 もうめちゃくちゃ純粋だから人に言われたら全部「そうだな〜そうだったかも!」って思っちゃうタイプなのかな!?!! そういう人なの!?!! と思った。 ジェシープレモンスくんが出てきてからのアーネスト見ながら、さえぼー先生の『善き人』評にあった〈happyの前にgoodが屈する〉というのずっと思い出してた。 今自分の目の前にある何かしか見えていなくて、その先どうなるかとかまったく考えられないんだと思う(それが悪いとかじゃなくて、割と普通だと思う) これ劇場公開はNTL善き人と同じ時期だったんだよな、こんなコンボ決めたら人間不信になるよ。 アーネストの娘のひとりが100日咳死んでしまって、正気に戻って(?)証言するよって決めたので、goodが...

マッシブ・タレント

マッシブタレント見た!!!! めちゃくちゃ良かった!!!!  ニコラスケイジの自伝的要素を含む楽しいフィクション。 俳優を職業にする人生/物語について語る物語でメタ構造になっていて、初めはニコラスケイジの半生という現実を内包した非現実(物語)で進んでいき、最後に非現実の中のさらに非現実(物語)……になるのがめちゃくちゃ良かった。入れ子構造かいな。 ニコラスケイジの過去作にめちゃくちゃ言及するぞ。ザ・ロック、コン・エアー、フェイス/オフ、コレリ大尉のマンドリン、不機嫌な赤い薔薇などなど。 ペドロパスカル演じるハビはニコラスケイジのファンボーイなので「60セカンズでスタントしただろ!」「ナショナルトレジャーの特典映像で自分でスタントしたって言ってた!」みたいに言うの好き。 ハビのニコラスケイジファンボーイ仕草がすごいかわいい。憧れの人に会えた少年なんだよな。おじさんなのに無垢な瞳でニコケイを見とる! 俳優を辞めると言ったニコラスケイジに「与えられた才能に背を向けることは人類に背を向けることだ」と辞めないよう崖で懇願するの激アツ過ぎた。 即興劇に乗ると決めた瞬間ニコラスケイジがキリッとしてドドン!! てSEなるの面白かった。 「その部屋を見たら俺を見る目が変わるかもしれない。関係性が変わってしまうかも……」で扉開けてもらったらニコラスケイジグッズ満載のオタク部屋だったのは最高だった。 飾ってるニコラスケイジの顔クッションを「ウワこれキモ」とかニコケイが言うと「キモくない」といいながらにニコラスケイジが逆立てた毛並み優しく整えるの、グッズへの愛があって良かった。 ハビ、いとこにニコケイはアメリカ政府の手先だ! 殺せ! って言われて泣き崩れちゃうシーンがめちゃくちゃ好きだった。 友人になれたと思っていたのにCIAの手先だったのと、敬愛するニコラスケイジを殺さねばならん悲しみが、少年みたいな泣き方になってて、慰めてあげたすぎる……と思った おじさんなのに…… 同じ顔カプ(ニコラスケイジ×ニコラスケイジ)があるなんて聞いてなかったので、ビビりました。 自分が現れて、自分の決めたことや行動になんなかんや言うてくるやつ、基本的に自問自答の比喩的表現だと思うんですけど、 ニッキー(若いニコラスケイジ)は、俳優やめるの撤回して巨匠の映画の脇役でもやろうかなというニック(現ケイジ)...

ネクストゴールウィンズ

 タイカワイティティのコメディ的手腕が遺憾なく発揮されており良かった。初めと最後にタイカワイティティがふざけ倒してくる。楽しそうだね。 マイケルファスベンダーは、強豪チームの監督だったが、クビになり世界ランク最下位の米領サモアの監督に。 明らかにアルコールに依存しているヤバい飲み方(でっけ〜タンブラーにウィスキーをガンガン入れてフィールドで指導してる時いつでも片手に持っている)しているけど、仕事はすっぽかさないんだよな。 と思って見てたけどこれはアレだな、アルコール依存症かつサッカー依存症でサッカー依存の方が程度が強いからアルコール依存症問題が出てないってタイプのやつだな。 「サッカーは遊びじゃない!」って言ってたもん。そっか〜。 マイケルファスベンダーさんのスタイルの良さが満喫できて良い。今回はNIKEやadidasで身を固めていてかわいいね。半ズボン履いてるシーンあるけど足ほっそい。ファッション的にはザ・キラーの方が好みではあった。 ファスベンダーって尖った役ばっかりでこの映画は「人に勧めやすいファスベンダー映画」と言われてたの見て笑っちゃった。確かに勧めにくい映画ばっかりだなあ。 ファファフィネ(第3の性)を持つジャイヤがサモアチームのキーパーソンになるんですが、演じるカイマナさんもサモア出身のファファフィネだそうで、そんな当事者キャストできるんだ!?!! となりました。できるんだ……すご。 ジャイヤ、すごいかわいくて魅力的で、めちゃくちゃ背が高くてかっけ〜んですよね。 細身ゆえ背が高く見えるのもあるだろうけど、ファスベンダーより大きく見える。 トラブルがあったあと「押し倒して首を絞めてごめんなさい」「こちらも名前を尊重しなくてごめんなさい」とお互い自分の行った行為に対して具体的な謝罪を行い、仲直りしたので、令和だ〜と思った。 パフォーマンスを上げるため、ホルモン剤の服用をやめその影響で精神不安定になったジャイヤが「自分が醜く思える」と泣いているのに対して「チームを率いることができるのは君だけだ」と醜い/醜くないから離れた価値を提示するの、やり取りがうますぎると思った。 ハーフタイムで娘を失った話をする(ジャイヤに娘を重ねていることがわかる)ところも。 この話、多分、ド初っ端にクビにされた時の受容の5段階、みたいなのを繰り返しやってるんだと思う(いやわ...

ジェントルマン

そうだ、映画に行こう。 そう思い立って、調べたらチュジフン主演のジェントルマンがちょうどいけそうな時間にやってたのでシネマート心斎橋に行く。 ガイリッチー監督の「ジェントルメン」とやや紛らわしいよな。2022年の韓国映画です。 ジェントルメンは入場プレゼントでチュジフンのポストカードが配られていた。顔ファンだから普通にめっちゃ嬉しいよ。 あと2/14だったのでバレンタインです〜ってチョコくれた。嬉しい。 えっもう半月も前なの……日記たまりすぎワロタ。 シネマート心斎橋、久しぶりに行ったんだけどやたらとトイレの音姫の音がデカくてビビりました。 あとあっちこっちにマドンソクのパネルが置かれてて、ふとした瞬間に見たらでっけ〜人がいるように見えて何回もウワッてなりました。 音ハメ(音楽とハイヒールのカツカツ、ボールペンのコツ)のオープニングから始まり、チュジフンはどうやら逮捕されてるらしいな〜とわかる。 そこから回想が始まるけど、チュジフンがとにかく信用できない語り手なんですよね!  それらしい顔をしながらそれじゃなく、話が二転三転しながら進んでいくの好き。 マジでおもしろかった〜! 見たいチュジフン全部あるやん!(殴られてボコボコのチュジフンはないので、ボコボコのチュジフンが見たいときはこれじゃないですね)  かなり音楽が好きでした 車のクラッシュシーンでフランクシナトラ「Myway」が流れるのはちょっとおもしろい。クラッシュしといてMywayじゃねぇんだよ。 あとゲロッパ! のやつがエンディングだったのも好きだった チュジフンがハニトラするシーンがあまりに少女マンガすぎて好きだった 己の顔の良さに自覚的な男、良い。 「あの顔なら無職でもいい! わたしが養う!!」みたいなこと言うモブの気持ちめっちゃわかる〜!  しかし仲間は全くそんな感じじゃない(イヨッ色男〜! 的な扱いではない)のも助かります。 仲間と犬と一緒に外国行って、とったお金は全部被害者救済に使っとくれってするの、義賊すぎるだろ! 最高のチュジフンをありがとうございました。