鍬と星
ジョン・フォード監督「鋤と星」だゴルァーーーッ!!
1916年アイルランド、アイルランド独立を目指す市民軍が武装蜂起を舞台にした映画。
多分『イースター蜂起』なんですかね? 人物の名前とかは違うと思いますが……
先日まで西部劇を見ていたため、1916年、最近だな〜と思ったけど全然100年以上前なんだよな。
酒場でケンカするシーンが2回出てきて、いややっぱ西部劇かも? になる。
酒場でケンカしてたのが女だったのもいい。
女は泣くだけとか、男は戦う本能を持ってるとかの序盤は古臭い感じなんですけど、
市民軍の指揮官ジャックの妻、ノラがほんと〜〜〜にめ〜ちゃくちゃ美しい。
このノラが、武装蜂起が始まり、戦場と化した街に出て、夫が心配だということで街を駆け回り、アイルランド人女性の恥晒しだとか、夫に恥をかかせるなとか非難されて、
「怖いと口に出せないから男たちは戦い続けてる、死にたがってると思うの?!」と戦場で泣きながらがなるシーンがめちゃ〜よかった。
あと街が戦場と化したあと、火事場泥棒がはじまって「直感的に乳母車を持っていきたくなった」とか言う女性もかなりいい。市民のしたたかさ、好きですね。
後半のジャックがスネークしつつ、ノラの元に戻ろうと屋根を伝うシーンの緊迫感かなりいいです。
部屋に戻るも、英国軍がやってきて、ボディチェックをされても棺桶のなかまでは確認しないだろうと、肺結核で亡くなった娘の母親に銃を入れさせてくれと頼んで、
「娘ならそうするわね」と許されるシーンつら……になる。てゆか棺桶も出てくるしやっぱ西部劇かもしれない(ジョン・フォードへの偏見がすごい)
(位置関係わかってないので多分ですけど)拠点としていた郵便局に立てたアイルランド? の旗を外され、燃やされるのを、棺桶を運び出していたジャックとノラが見て、
「蜂起は終わりだ」「たくさんの人が死んだわ」「彼らの意思は死なない、これは始まりだ」
「なんの始まり? さらなる死の? 戦いは続くの? 終わりはないの?」「終わりはある、アイルランドの独立だ」「そう、女たちの嘆きも続くのね」
という2人のやりとりでエンド。ビターですね。
そして、100年以上経った現在もまだ、アイルランドは独立していないのである!!!!!!!!
ウワーーーーッ このオチが1番怖いかも。フォードにニーキャップ見てもらいたいよ〜〜〜(無理)
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