ニーキャップ

木曜日、テアトル梅田にたどり着けず大騒ぎしていましたが、

次はテアトル梅田に迷子にならずにちゃんと行き、ニーキャップを観てきました。

(キムズビデオと同じ日に見ているので8/11にみました)

北アイルランドのヒップホップグループ、ニーキャップ結成秘話みたいな、半自伝的映画(なんですか? 半自伝的って……)

当時公用語として認められていなかったアイルランド語でラップをしてアイルランド語を檻から解放しましょう! (あらすじ) 


コメディ的な軽いノリで進行しつつ、グレートブリテンさんのとこのゴタゴタも楽しめます。

ファスベンダーが中指を立てるところから始まるけどこの人ハンガーでIRAの役やってたから、それでキャスティングされたんか!?!!

クソの香りは自由の香り、みたいなの、ダーティプロテストのお話をしていらっしゃいます!?!! と思いました。


ファスベンダー、はじめだけか〜と思ってたら結構出たのですごいな〜。

ライブ会場の盛り上がる群衆の中で微動だにしないファスベンダーは普通に怖かったです。

銃を片手にプロテストのお作法を教えてくれるお父さん、すげえな。すべての抵抗軍の父?

あかん、ファスベンダー言及ばっかりしてしまう。何故ならばファスベンダーが出ているシーンは意味不明なぐらい"映画"をしているから……

家にこもっていたお母さんが、息子の音楽がラジオで流れなかったのを知り、メイクして美容院に行って噂をはじめるシーンもかなり映画だった。映画である。


むかし実在事件を元にした映画やノンフィクション映画ばかりを見ている知り合いがいて、

「あり得んと思うぐらいの強度のシーンが本当にあったエピソードで、そこに至るためのありそうなエピソードのほうが脚色であることが多い」みたいなことを言っており、

それを聞いてわたしは現実って脚本家がいないからそういう感じなんだあ〜と思っていたので、

この映画のどこからどこまでが現実でどこからどこまでか脚色なのかはわかんないし調べていませんが、父母はかなり"映画"だなあ〜と思いました。

いや、ニーキャップのサクセスストーリー自体もかなり"映画"なんですが、どちるかというとこっちは「俳優さんじゃなくて本人が演じてるってマジですか?」の驚きに占められていたかもしれない。

いや本当に演技が……うますぎないか!?!! あと全員お顔かわいいね。

映画見てる間はみんなキャラ立ってるから名前わかってなくても全然問題なかったんだけど、「モ・カラは顔かわいい子だったっけ? いやニーキャップ全員顔かわいいわ」などとなり、結局誰の見分けもつかないままでした。


ステージでお尻を出して恋人に身バレするの見てワロタ。お尻で個人同定できます? できるのかな……

自分ちのネコチャンと同じ柄のねこを集められたとしても見分けつく自信はあるんですけど、

他人の尻をネコチャンほど熱心に見ておらず、そこまで興味ないから、わたしは尻個人同定機能がついてないタイプの人類だなって思いました。



テアトルの裏手にビール屋さんがあったので、そこでアイリッシュスタウトを飲んだ。

これは"UKパイント"という単位で購入できたので、UKパイント……と噛み締めていた。

ロッキングオンソニックというフェスの、ニーキャップを含む登場アーティストに対して、「すべて🇬🇧アーティストです!」と紹介したBritish culture Japan なるアカウントのことを考えました。

知らなかったら「?」って思うこともできないんだなあと思ったし、世の中にはまだまだ知らないことだらけで、

わたしも他人の断罪をできないほどに、知らずに他人の足を引っ張る発言をしているんだろうなと思った。

困難を他人に知らせるための声や言葉が必要で、その言葉の存在を認められないのは想像を絶する大変な困難だ。すごいユニットだな〜ニーキャップ……

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