タクシー運転手
先日、おれが寝てる間に、韓国に戒厳令とかいうのが出されて、おれが寝ている間に韓国の国会に国会議員が集結して過半数でそれを無効にしたらしくて、民主主義ってすごすぎない? となったのでいっちょ見ました。
これは1980年に起きた光州事件を取材したドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペイターの光州入り体験をベースにした映画。
見ながら本当にずっと泣いていた。今年のプリキュア映画ぐらい泣いた。
ソンガンホって名優すぎない? 光州を出て、隣町? で車修理しつつ飯食ってるときに「お腹減ってるならおにぎりもどうぞ」とおにぎりを出されてかぶりつくシーンでめちゃくちゃ泣いてしまった。
ジャーナリズムが大切だという話と(軍の目を盗んで現地入りする特派員、現地記者も会社の目を盗みクビ覚悟で新聞を刷って「これこそが新聞だ!」みたいに言ってだけど会社にもみ消されるエピソード、光州から少し離れた場所では規制のかかった報道により、学生と過激派運動家が暴れててそれを軍が止めてるみたいな話になっている)、
目の前の怪我人や不道徳を許さず行動できる市民がすごいという話と、
規制された報道を見ており対岸の火事的に感じていたソウル市民のタクシー運転手が当事者意識を持つようになるという3段構えで、先日の戒厳令のことを思いました。
ジャーナリストもまた人間であることが描かれていてとても良かった。
大学生が死んだときさ、もう病院でグダーとなっちゃって、そこでさっきまで報道なんて意識してなかったタクシー運転手に「全部撮れ、約束しただろ」とはっぱかけられるの……
光州現地のタクシー運転手役をしていたユ・ヘジンさん、いい役だったなあ〜最後もうダンケルクみたいだったもん。
「これを伝えてくれ」「全部撮れ」「日本に帰って報道すれば世界が注目する」と言っているの、メディアの力だね……となりました。
また、空港で別れる時に、記者が「あなたはいい人だ」と言うの、また、NTL善き人を思い出してグゥーーーッ。
何かあったときに善き人であれるのか、わたしは。民主主義エアプじゃないのか、わたしは。
そんなふうに思いました。良い映画だった。激アツでした。
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