11/10 フジファブリック ノンフィクション




フジファブリック20周年記念「ノンフィクション」、アジアンカンフージェネレーションとくるりとフジファブリックの3マンライブっていう、

10代のわたしに言ったら悲鳴をあげて倒れそうなライブに行きました。

なお、30代のわたしもこれ知ったとき悲鳴をあげてチケットを取りました。

チケット取った時点ではね、フジファブリックの活動休止は発表されてなかったんで、ただ「久しぶりのフジファブリックだなあ〜」ってワクワクしてたんだけど、

活動休止が発表されて(納得はしている、PORTRAITはとにかくすごいアルバムだったから)、「見たら、終わっちゃう……」と日にちが近づくにつれどんどん気が重くなっていた(ライブを楽しみにしなさいよ)

アジカンは、count 4 my 8 beat(2006年!)ぶり、くるりとフジファブリックはこないだ音博で見たけど、その前はくるりはTHE PIERレコ発(2014年)、

フジファブリックはサーファーキドリツアー(2007年)ぶりで、時代がもう、変わっているのを感じたぜ。


アジアンカンフージェネレーションが、茜色の夕日を引っ提げてステージのライトがついた時、客席は悲鳴と歓喜のるつぼに……。

茜色の夕日でありつつもアジカンの曲みたいですごい良かったし、もう、1曲目なのに泣いた。

そこから君という花→リライトでね。めちゃくちゃ盛り上がりましたね。

「君という花」のらっせーらっせー! のこと忘れてたから、城ホールがらっせーらっせー!でビリビリ震えたのびっくりした。

リライトの間奏どんどん長くなってるとか、間奏でMCやるとか、お笑いやる(?)とか聴いてたけど、

「このあと日本で3番目ぐらいに有名なサビきます」って言われたのは、おもしろすぎてズルかった。

アジカンやってる間、みんな大合唱! って感じで、"みんなのアジカン"の感じ、好きだなあ。

キラーチューン100%みたいなおもてなしセットリストで、久しぶりすぎてほぼ初見みたいなわたしもめちゃくちゃ楽しかったです。

金澤ダイスケ呼んでの「迷子犬と雨のビート」、良かったなあ。


アジカン良すぎて、隣の1人客っぽい方に「最高じゃなかったですか!?」と話しかけてしまった。

10代のわたしは信じられないだろう。20年経った30代のわたしは関西の中年女性なので隣の方に話しかけることができるのだ。

とても気さくないい方で、舞台転換の間おしゃべりにお付き合いいただきました。BUMP OF CHICKENの隠しトラックのこととか100年ぶりに思い出したや。


くるりは「こんばんわ〜くるりです〜」とヌルッと来て、演奏していた。東京よかった。

「おっちゃん今日京阪で来てん」とかたまに会う親戚のおじさんっぽくて愛でした。

潮風のアリア、morning paperの流れかなり好きだった。ほんとに変なバンドだなあ、好きすぎるぜ。

くるりはアジカンみたいに人気曲とかみんなが聴きたがってる曲をやるというのではなく、最新の曲や最新の編曲のやつがかっこいいみたいな価値観なので(?)新しめの曲を多めにやってくれた。←これよく考えたらめちゃくちゃすごい態度じゃないすか?

くるりってアルバムごとに色合い全然違うし、見るたびにバンドメンバーも違うんだけど、見ると「くるりだ!」以外の何者でもないの、すごすぎる。

最終的に世の中の全ての人がなんらかの形でくるりに参加したことがあるみたいな状況になるかもしれない。

山内総一郎を呼んでのロックンロール、とても良かった。山内って、ギターもうまいけどボーカルもうめえな……。なんか仲良さそうで良かったです(浅い感想)

「我々が空気の読めるバンドならここで終わりなんですが……」「えっ! これで終わりじゃないんですか!?」という小芝居を挟んでラ・パルメラやってくれて良かったです。

ダニエレさんがいないバージョンどうなの!? と思ったけど全然良かったな。

バンドアレンジのブレーメン、女性ボーカルの入ってない上海蟹、ダニエレさんなしのラ・パルメラ、いろいろ初めて聞いたかもしれん。全部良かった。


そして、フジファブリック。portraitではじまりました。ちゃんとライティングとかしてて、おおっそういえば城ホだったな!! と思った。

LIFEはライブ映えするからやるかな〜って思ってたから聴けてよかった。ループ&ループと魔法のじゅうたんのカバー良かった。

「ギャーンと盛り上げるってわけじゃないけど後半あるよ!? 疲れてない!?」みたいなこと言ったあと、ショウタイム銀河ミラクルレボリューションNo.9フィーバーマン来たのは、ギャーンと盛り上げとるやないか!!と思った。

きっと聞き間違いですね、ギャーンと盛り上がりました。あとね、普通に疲れてた。中年だもの。

手紙聞いて、フジファブリックがはけて、アンコールを求めて手を叩いている間、このままずっとステージに誰も出てこず、客電もつかないままでいいのに、ずっとこの時間が永久に終わらなければいいのにと思いましたが、ステージには人が出てきたし、ライブは終わった(当たり前)

若者たちのすべてをうたうおじさんたち、めちゃくちゃいい図だったな。誰もいつまでも若者のままではいないわけでね。死んでなければ。

SUPER!! 聴きたかったんで聞けて良かった。全部良かったな。

城ホ出たら雨が降っていた。ハローグッバイだと思った。(駅まで)歩きたいのに雨が降っている……



フジファブリックとわたしの20年のことを思い出すには、長い前置きが必要になりますね。

あれは2005年、BUMP OF CHICKENが好きで仲良くなった同級生に当時出たばかりだったFABFOXを貸してもらったんですよ(回想終わり)

高校時代に聴いた音楽って特別なので、フジファブリックはわたしにとって特別なバンドになりました。

恒産なくして恒心なし、代表なくして課税なし、フジファブリックなくしてわたくしなし。というところなわけです。

思えば、PORTRAITを買って、ライブのチケットを取った理由も、フレデリックのTHE FIRST TAKE「オドループ」が良すぎて最近の曲も聴くか→フジファブリックとコラボの曲ある! →瞳のランデブーいいじゃん!→ アルバム出るらしい♪ 買うか♪ だったので、

フジファブリック20周年記念イヤーに導いてくれたフレデリックはとってもとってもとっても恩人です。

久しぶりにフジファブリックを見て、20年でずいぶん大人になった自分のことを考えた。

ランクヘッドの「自分を愛すと決めたんだ」を聴いて毎夜泣いてた繊細な女子高生はもういないんだな〜。無力なだけの存在じゃなくなって良かった〜!

20年のあいだになくなったライブハウスのこととかを考えた。

心斎橋クラブクアトロ、バナナホール、十三ファンダンゴ……東京だとスタジオコーストとか下北沢ガレージとか。

どのライブハウスも、なくなるときに「もっと行けば良かった」と思ったな〜。

今回のチケットをとったあとに活動休止の報を聞いて、もっとはやく行けば良かったとやっぱり思ったけど、

人生にもタイミングがあるし、わたしは長らく音楽自体からも離れて映画オタクをやっているので、まあ仕方なかったのかな〜とも思った。

だからこそフレデリックがまじのまじでとってもとってもとっても恩人ですね。今度はフレデリックのライブも見てみたいな。


↑買ったはいいが、ノリがよくわからずステージ中一切光らせることがなかったライト。

わたしがライトの使い方をよく分かってなかっただけで、2階席から見た時にアリーナのみんなが振ってるライトはかなりきれいでした。

くるりのときはみんな光らせようかどうしようか逡巡している雰囲気があって笑顔になった。くるりとペンラ相性よくないのおもしろい。

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