2023/8/12 夏の話

毎日とても暑い。何かの手違いで国ごとせいろに入れられて、大きな鍋の上で蒸されてるみたい。

どこにも行く気がしない。家を出たらアツアツすぎるし、建物に入るとヒエヒエ過ぎる。休みの日でも映画館に行く気が起こらない。

100歩譲って亜熱帯気候になるのは許せるが、数ヶ月経ったら亜寒帯みたいになるのは許せねえ、と言ったら暑がりの家族氏が「冬が来なきゃ無理!」と言っていた。

わたしは寒がりなので、この馬鹿みたいに暑い季節のあとにコートとか着ないといけない季節が来るということがすでに馬鹿馬鹿しいと感じる。

ずっと冬か夏のどっちかだけでいいのに。(ずっと真夜中でいいのに。)

夏は嫌いだが、夏服は好きだ。多少浮かれポンチな色柄ものを身につけても「まあ夏だしな」と思えるところが良い。


あまりにも暑いため、家の中はクーラーをかけっぱなしにしている。ねこがいるからだ。

ねこが熱中症で具合が悪くなったら悔やんでも悔やみきれない。仕事に行く時も家はクーラーでリビングが冷やされている。

ねこは人間の心配をよそに、アツアツの部屋ですてきな毛皮をアチアチにしたり、玄関マットに毛をたくさんつけるべくコロコロしていたり、リビングでヒエヒエになったりしている。

はじめのうちは涼しい部屋で寝てほしくて連れて行ったりしていたが、なんか自分で勝手に整ってるっぽいし、いいかな……と思って放っておいている。

いまのところ、うまいこと自分で調整している(ように思う)


7月に兄に会ったら、兄はおもしろ日焼け人間になっていた。運転焼け、安全帽焼け、アームカバー焼け、スマートウォッチ焼けで日焼けの濃淡がすごかった。

反対に、妹は、11月に会ったときから変わらぬ色白であった。ちょっと外に出るだけでもビオレのアクアリッチUVミストをプシュプシュしていた。

なるほどね〜と思って、わたしも兄妹と別れてからすぐドラッグストアでビオレのアクアリッチUVミストを買った。

兄のようなスマートウォッチ焼けを防ぐため、野外ではスマートウォッチを完全に覆うようにアームカバーをしている。もはや文字盤は見えない。

日焼けが、というよりも、日焼けによってくっきりと焼けているところと焼けていないところが分かれるのが嫌だ。

2年ほど前、ローファーの履き口の形そのままに焼けてしまい、そこからしばらく足の甲を覆うデザインの靴を履きターンオーバーによって日焼けが薄くなることを祈ってきたのだが、今年はサンダルを導入してしまった。

ナイキ エアリフトブリーズである。いや、どう考えてもサンダル焼けって最悪やろ……と思って足の甲と足首のあたりに日焼け止めを塗っていた。

割とちゃんと塗っていたと思う、だが焼けてしまった。ローファー焼けとエアリフト焼け、どっこいどっこいの嫌さである。

わたしはまた祈り、ニベアを塗り、ターンオーバーを待っている。



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