仲良くなったフォロワーにちょっとエッチな話をするのが恥ずかしい。

 あなたには、仲の良いフォロワーがいる。

そのフォロワーは、元々フォロワーのフォロワーで、いつの頃からかあなたのタイムラインを賑やかしてくれる存在である。

そのフォロワーは気軽にリプライできるし、気軽にリプライしてくれる。


あるとき、あなたは、同人誌やグッズのやり取りのようなちょっとしたことで、フォロワーの個人的な連絡先を入手する。

基本的にはタイムラインでやりとりをするが、あなたはフォロワーの個人的な連絡先を知っている。

時折、個人的な連絡先で、個人的なやりとりをして、それがそのあとも、そう頻繁ではないが、続いていくようになる。

3ヶ月か半年に一度ぐらい、新しいスタンプを買っただとか、ハマっているテレビの話だとか、たわいもないことを個人的な連絡先でやりとりするようになる。

あなたとフォロワーは時の流れとともに、今はジャンルが違っている。それでも個人的な交流は、頻繁ではないが続いていく。

時の流れとともに、あなたの人間生活も変わっていく。

あなたは、フォロワーに結婚の報告をしたかもしれない。フォロワーから転職の報告を受けたかもしれない。

フォロワーのTwitterアカウントが低浮上になったかもしれない。あなたのアカウントはささいなことで炎上して閉鎖したかもしれない。

あなたは、フォロワーが知らないジャンルで同人誌を出し、フォロワーはあなたが知らないジャンルで活動している。

フォロワーのジャンルはわからないが、あなたはフォロワーが元気にオタクをやっていることを確認して安心している。

気がつけば、フォロワーと相互フォローになってから、10年近く経っている。


あるとき、あなたはフォロワーが紹介してくれた作品に触れてみることにする。

そのキャラクターがとても魅力的で夢中になるかもしれない。それとは別のキャラクターも魅力的で夢中になるかもしれない。

あなたはオタクなのでその二人をカップリングをさせたくなるかもしれない。

そこであなたはフォロワーに、素晴らしい作品を紹介してくれたお礼を言う。

あなたはそのまま萌えの話をしようとして、フォロワーに好きなキャラクターがチューする話をするのがとても恥ずかしいことに気がつく。

仲良くなったフォロワーにちょっとエッチな話をするのが恥ずかしい。そういう話でした。

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