walk
別冊文藝春秋電子版44号 (2022年7月号) に掲載されていた小川哲の自伝的青春小説「walk」読みました。とても良かった。
はじめにかつて渋谷にあったブックファーストについて、上京したときその大きさに驚いたという話があり、
その後祖父が亡くなり自費出版した自伝を棺に入れて燃やそうとしたときに嫌だと感じたことがきっかけで、華氏451度について触れる。その華氏451度は渋谷のブックファーストで購入したことも。
ラストでもう一度、受験の終わった同級生が焚き火で予備校の参考書や赤本を燃やしているのを見てまた華氏451度に触れる。
華氏451度は歩き続ける話で、それが好きと、それが文学で、歩き続けるときは目的地があるか、ないなら逃げているのだというので閉じられる。
えっ!?!! めちゃくちゃまとまりがよくて文章うま!?!!(素朴な感想)
小川哲さんの書かれたもの、SF作家の倒し方しかまともに読んだことなかったけど、2年以上積んでるゲームの王国一刻も早く読んだほうがいいなわたし……
ディープインパクトについて「小学生の徒競走に武豊が自動車で参加してる」と書かれていて良かった。競馬エアプだけど。

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