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勝手にしやがれ

ジャン=リュック・ゴダール監督の初長編映画。 なんかこう……映画オタクって最終的にみんなゴダールを見始めるから(偏見過ぎる)、わたしはこれまでずっとゴダールを見ないでいたんですけれど、 リンクレイター監督の「ヌーヴェルヴァーグ」がいま公開されていてちょっと見たくなったので、ヌーヴェルヴァーグ時代の映画でも見てみるか!と思って見てみました。 こういうふうに思えたのは”時が満ちた”のかもしれませんね。 不朽の名作だよ~とか言われまくっているのは知っていたんですけど、見てみて、とくにびっくりして好きだな~ってなる映画ではなかったので、 「コレって……マトリックスフォロワーの映画が世に氾濫しているため、そのあとマトリックスを見ても『全然普通じゃん』ってなる現象のやつか!?!!」と思いました。 (今25?ぐらいの甥がマトリックスを見たときに本当にそう言った) ヌーヴェルヴァーグって、もっと映画を自由にやろうよ~でっけー会社のセットで撮るのとかやめてみようよ~みたいな感じだと認識しているんですけど、 これって別に現代では普通の話だもんな~とか、思ったりいたしました。 あと普通にミシェルが好みではなかったので、「おい 出頭しろ」と思いながら見ていました。(逃走ロードムービーものにおいて不要すぎる意見だ) パトリシアは、かわいい。 あとやっぱ自分は映画をどう見せるかももちろん好きだけど、ストーリー(脚本)重視のオタクなんだなと再確認しました。 アカデミー脚本賞の映画だけ見てればいいのか……(そんなんいやだよ)

この世界からは出て行くけれど

キム・チョヨプ著。カン・バンファ、ユン・ジヨン訳。 短編集です。 「わたしたちが光の速さで進めないなら」を読んでから大分間が開いてしまった。 前のハヤカワのセールのときに買っていたんですが、ハヤカワの電書セールが始まったので、新しい本を買うために、読みました。 最後のライオニ:ロモンという危険を楽しむ種族の「わたし」だが、わたしはとても臆病だった。滅亡した文明の調査のために向かったわたしだったが、そこは人類が滅びた後、地区を占拠する機械に拘束され、あなたはライオニだと告げられる。 ド直球に滅びの話だったので、滅びがだいすきな身としてはソワ……としてしまった。 目が見えない(光学デバイスが破損している)メカのセルが、あなたはライオニだ、と主人公に言ってくるけど、目が見えないメカ!はあ~すごい!!と思ってしまった。 目の見えないメカが、初対面の存在に対して、あなたはライオニだと断定してくる、というシチュエーションだけで、もうめちゃくちゃすごくないですか? 何も見えてないし、セルは長く生きすぎて機体はつぎはぎだらけで多分、まともなスキャニングとかもできなくて、それでもなお主人公をあなたはライオニだと断定してくるんですよ。 最終的に、目が見えないメカと、嘘のライオニが、お互いのことを、信じながら、信じないでいながら、奇妙な交流をするやつ、好き過ぎましたね。 同名タイトルのアンソロジーもあるんですね~、そっちもきになる!! マリのダンス:先天的な視覚障害を持つ代わりに、フルイドという神経に直接刺せる外付け感覚装置への適応体質を持つ”モーグ”であるマリが、見えないはずのダンスを習いに来る。 フルイドでモーグ同士が交流しているの、fediverseみたいだなあと思いました。分散型SNSの趣がある。 モーグには、フルイドという独自の言語というか、独自の感覚を伴うコミュニケーションが存在する、という意味では、チョヨプ版の「メッセージ」のようでもあるなと思いました。 体験することは出来るんだけど、モーグを真に理解することは出来ない切なさもある。 ローラ:存在しない第三腕の幻肢痛に悩むローラが、自分の持つ身体感覚と、実際の身体の差異を埋めるため、機械製の第三腕を取り付ける。それを受け入れられない親しい友人のジンは様々な人々に話を聞き、ローラを理解しようと努めるが……。 「我々は違っていて...

ガタケット184日記

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 2026年7月12日に開催されましたガタケット184に参加してきました。 とっても楽しかったな~と言う気持ちでいっぱいなので日記を書きます。 前日に新潟入り 大阪シティから新潟に行くぜ~~~って行ったら暴力と破滅の運び手さんと同じ飛行機だった。帰りも同じ便だった(便数が、少ないから!) 新潟空港についたらバスで新潟駅まで行って♪駅ビルで笹団子買って♪ぽんしゅ館でぶらぶらしてお土産買って♪ぽんしゅ館で飲めるのかな~って言ってたらしめじさんと会いました。 新潟にフォロワーが爆集まりしてるのかなりおもしろい。 3人で軽く飲み食べしました。刺身が、分厚い。こないだまで足繁くスシローに通っていたんですけど、こんなマグロはじめて見ました(海なし県出身)スシローと比べたらあかんのですけど。 そしてめちゃくちゃデカすぎる野菜スティックが出てきた。スネアドラムとか叩けそうなサイズ感の大根?蕪?とかがいましたが、つけて食べる味噌がおいしすぎるので、最終的にこれだけで酒飲めるんじゃないかなって言ってました。 その後一人でワイン飲みに行きました。ワインって……ウマいぜ!オーダーしてから料理出てくるのがすごい遅かったので無配書いてたけど2杯ぐらい飲んだら無配のことなど忘れました。 ホテルはイタリア軒っていうわりと由緒正しきホテルに泊まりました♪錦鯉もいた! 4時半ぐらいに目覚めて、「ハッ……こないだ買ったばかりのリングを……昨日どこかで無くしたな……?????」ということに気がつく。 7月に値上げするなら買っちゃおうかな。と思って駆け込みで6月に買ったばかりの指輪を無くしました。かなしいね。 7/12 ガタケット当日 朝になってからホテルの窓からお墓が見渡せるお墓ビューであることがわかりました♪ 朝ご飯はおいしかったです。ライブキッチンでオムレツを作ってもらえるんですよ!おにぎりも握ってもらえるという話だったけど、前日の飲酒がたたって全然食べられませんでした。 一番美味しかったメニューは、味噌汁。若干アルコールが残っていたことを加味しても、味噌とか醤油が全部うまい。あとチーズとかヨーグルトの乳製品もうまい。 甘酒もうまかったけど、日本酒の前ではややかすむな……とちょっぴり思いました。 行くぜ!ガタケット! 会場到着〜設営 同じホテルだった運び手さん(全部一緒すぎてほんと怖いですよね...

オタクの異常な行動 また私はいかにして攻めの”口”アンソロを作りガタケット184に参加することになったか

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※当ブログは2026/7/12に開催されたガタケット184にて頒布された「攻めの”口”を見せてもらいまShow」に付属する無配として作成されました、ガタケット申し込み~アンソロ作成のドタバタ日記です。R-18BLアンソロジー作成の話ですので、そういった表現は一切ありませんが、苦手な方にはおすすめしません。  ガタケに出て、攻めの〝口〟アンソロジーをやりましょう!  その日、しょうもない理由で小説が書けなくなってつれえよ~みたいな泣き言を咲紫さんと運び手さんに聞いてもらっていたら、なんかそういう話になってしまいました。わたしも「やりましょう!」と孫正義ぐらいの勢いで同意をして、ガタケに申し込むことになったわけです。この時点では2ヶ月ぐらい小説が全然書けてないオタクだったのに…… 元々、ガタケに申し込みたいね~という話はしていた!  わたしは赤ブーの即売会に出ることが多いのですが、赤ブーがコロナ禍でも即売会の灯火を消さずにいてくれたことには本当に感謝しているんですけれども(コロナのあと、ちょっとずつ即売会が行われるようになった頃、赤ブーの即売会では、ついたてを配ったり、通路の真ん中に大きな手洗い場を作ってくれたりして、即売会という場を維持してくれようとしていた)近年の赤ブーはマジでサークルがぎゅうぎゅう詰めすぎて、かなりつらいのである! トイレに行くだけで本当に30分以上並ぶ必要があるんですけど、どの即売会でも普通そうなんですか?→そんなことないです。と言われて、 いっちょ赤ブー以外の即売会にでたいな~どうせなら作家の名産地、新潟のガタケットに出たいですよね~と以前に咲紫さんとしていて、いいっすねえ~ガタケ出たらゴッドシグマやりましょう! と言っていたのは、確かです。 なんとガタケでは、2スペとると通常の2倍のでかさのサークルカットを要求される! 次に三人で集まったのは、ガタケの申し込み締め切りギリギリでございました。赤ブーしか申し込んだことない人VSウマの即売会に出てる人VS文フリに出てる人の三人で「エッ! ガタケのサークルカットって『本名.png』って名称にしないといけないんですか⁉」「エッ! 文フリって申し込みのときサークルカット要らないんですか⁈」「ガタケは2スペとるとサークルカットのでかさ2倍になる⁈」「サークルの構成人数を入力するところあるんですけど...

実力のあるものがドシドシコピー本を作るべきだ! 糸綴じ編

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同人誌の印刷が趣味の皆様、いかがお過ごしでしょうか。印刷所の値上げが止まりませんね。 まあいいんですけど。安ければ良いというものではないし、つぶれるよりは値上げしてくれたほうが良い。 印刷所/コピー本論争みたいなのTwitterで見かけたけど、どっちにも良い部分があるから、断定できるもんではないですよね。 印刷所に出すほどではないけど、気軽に軽めの本を作ってみたいなってことありませんか? そういうときにはコピー本を作ってみましょう!今回はどこのご家庭にもあるもので糸綴じをやっていきます。 これが今回の本の素です。 今回の本は表紙込み12ページ、表紙の紙を変える予定なら最小限のサイズ感ですね。 竹尾のD'CRAFT キューブという廃盤用紙を見つけたので、これを表紙にすることにします。 エンボス地のクラフト用紙でちょうかわいいんですよ。 本文用紙はラフクリーム琥珀を使っています。嵩高紙なので、表紙よりも分厚いですね。ワハハ。 A4サイズの紙に、表紙、面付けした本文を印刷したら折って仕上がりのA5サイズにします。 それぞれ組み合わせて、綴じてないけど、一応これで本としては読める状態になりました。 後ろがキモイ感じになっているのは映っちゃいけないものが映っており消したからです。 ごちゃごちゃのところで進捗写真を撮らない方が良い(戒め) 穴を開けました。上下1.5センチ空けてその内側を4等分、合計5つ、目打ちで穴を開けています。 今回の紙はA4なので、穴を開けたい位置にマークしたり穴を開けてあるA4サイズのコピー用紙を用意して、それをガイドに本になる紙とぴったり合わせたうえで穴を開けると便利です。 クリップがあると良かったですね。なかったので、適宜トントンして角を合わせる感じでやりました。 糸です。今回はアクセントカラーで作ろう!と思って派手目の色をチョイスしました。手芸屋さんで買える普通の刺繍糸です。色いっぱいあって選ぶの楽しい。 A5サイズの糸綴じなら、50センチもあれば全然足りるので、本を作りたい数だけ、先に糸を切っておくのが良いと思います。 糸の存在感があった方がかわいいかなとおもって3本取りしたんですけど、紙を通すとき硬かったので、2本取りでいいな…… ざくっと!上から刺していきます。糸端はふつうの玉留めをしています。 玉留めが下にあったら読むとき指に当たっ...

メリリー・ウィー・ロール・アロング

 マジで6/26公開映画が多すぎる。助けて欲しい。 これは6/26公開映画の中でも特別寿命が短いミュージカルです。 ミュージカルってだいたい1週間だから。クマゼミの成虫のが長く生きてるよ、無理だよ、もう…… ソンドハイム作曲、ジョナサン・グロフ、ダニエル・ラドクリフ、リンゼイ・メンデスの3人が主人公。 作曲家でのちにプロデューサー業でも成功するフランク、劇作家のチャーリー、作家のメアリーの3人の友情が、崩壊してから、芽生えるまでを、少しずつ時間を遡って見せてくれます。 この"逆再生ミュージカル"のめちゃくちゃすごいところが、重めの感情の乗ったリプライズが先に来て、あとから希望に満ち溢れた原曲が来る……っていう逆張りすぎるところで、 ソンドハイムってもしかしてミュージカルの天才なのか!?!!(そうです)ってずっとなってた。曲も全部気持ち良すぎる。 いや~曲全部好き。ずっとサントラ聴いてます。 フランクはさあ!フランクはさあ! That Frank!の時点で浮気しとるこいつ……!って思ったんだけど、そもそも、ガッシーとも浮気からはじまっとるんか~~~~い!と言う気持ち、 そして、ガッシー自身が、鼻を変え、服を替え、付き合う人間を変えたら大スターになる、みたいなことを言われていて、ガッシーはそうやってスターになれたから、フランクのこともそうできると思っちゃったんだね……というのも思った。 メアリーは恋心を抱いていたフランクが、ベスと結婚することになって、幸せになるなら……って祝福したのに、そのあとガッシーと浮気して、若手女優とも浮気してたら、まあ、もう、無理だよね……というのが、全部見てようやくわかるのとかが面白い。 フランクはとにかく気のいい奴すぎて全部断れないから、ああなるんだ(パーティーで歌ってみてって言われて2回目も歌うのとか)。 でもわたしはかなりチャーリーに肩入れしているので、フランクってマジで、どうしようもなかった感じなの??? という気持ちになりました。 チャーリーの Franklin Shepard, Inc.がめちゃくちゃよくって、劇場でほんとうに泣き笑いみたいになって、 どうしたらいいんだよって思いました。 軽快で楽しい曲だけど、痛々しくて、こう、長らく彼はフランクに本音をぶつけることが出来ない関係になっていて、それが爆発したのが...

ロングウォーク

 死のロングウォークの時間だコラ―――ッ 6/26公開映画が多すぎる。助けて欲しい。メリリーとスパガもあるよ。 さて、ロングウォーク。 主人公のレイ・ギャラティが、始め見たときおじさんっぽいな?とおもったけれど、 でも見てると肌ツヤの良さは明らかに若者(30代とかではない)、という感じで、 高校生ぐらいで急におじさんみたいなビジュアルになるタイプの男子だ……と思った。 母親と別れるとき、「愛してる」「俺の方が愛してる」「そんなわけない」みたいなやりとりがあって、そんなわけないですね。とひと笑いしました。 レイってこういうこと言っちゃうぐらい幼いんだな、というのがわかって、普通につらいじゃん…… ロングウォークは全国50州から集められた若者50人が最後の1人になるまで歩き続ける、国民の戦意高揚のためのイベント。 歩く速度が遅くなったり、立ち止まると射殺されます。←若者の死を娯楽にしている、まともな国家なら到底許されないイベントすぎて、まともじゃない国家だ~~~~~になった。 あとまじで、少佐、何? 作中の描写からすると、少佐はヒーローや英雄のようにあがめられてるっぽいし、やってることはめちゃくちゃ実働部隊だけど、 それはそれとして少佐以上に上の立場(政府など)が出てこないので、最高指導者のようでもあるし、「カダフィ大佐」みたいな愛称なのか? 少佐の空白を埋めさせて欲しいんですけど……小説読んだらわかる感じ? レイはロングウォークで出会ったピーターマグヴリーズと親しくなって、彼を含めて三銃士(4人いる)でがんばって歩いていきます。 最初の脱落者はジョジョラビットの子なんですけど!!本当にまだ”幼い”って感じなので!! ほんまに、コラ~~~ッ!!ってなった。 おなかをこわしちゃった子と、「足がねじれてもどらないよ」の子はいたたまれなかった。 人間って、排泄するときズボンを脱ぐという当然の行為を、限界ギリギリであっても捨てられないんだ……と思いました。 許されないならお前の傷になってやるみたいな少年はマジで何?何?何???? でもまあ、こんな意味わからんデスゲームさせられてたら普通におかしくなっちゃうか……。 ステビンズ?が死ぬ時、ピーターとレイに「最後の2人になったら野次馬が集まってくるから」みたいなのいうの切ねえよ~~~ッ なんなんだよこの娯楽はよォ~~~~ッ ...

2026年上半期 映画まとめ

さあさあやって参りました!! 年末のクソ忙しい時期に、2026年のベスト映画の話をするのが大変なため、じゃあ、上半期ベストを一旦出して、未来の自分を救おうという回です。  どうしても、直近で見た映画の印象が強くなりがちですから、年末になったら年初に見た映画のことを忘れがち!!というわけでやっていきます。 去年映画館で見た映画は多分20本ぐらいだったんだけど??? なんか??? 今年はもう??? 上半期で15本ぐらい見ているかもです……映画が多すぎて…… 今年はアレックスガーランド監督「ウォーフェア」ではじまりましてね~、これブログ見るまで忘れてた。演技をすることがセラピーになる、みたいな制作のはなしもかなり良かったな~。 好きです:ザ・ブライド ザ・ブライド!めちゃおもろかったんですけど、周りで見てる人少なすぎる。 フランケンシュタインの花嫁として蘇生されたザ・ブライドが「だれのブライド(花嫁)にもならない」というシーンはめちゃくちゃ良いので、配信がきたら見てくださいね。 永久に続いて欲しいで賞:超時空英雄伝エイリアノイド これは本当にめちゃくちゃおもしろかった。 SFって、本当に懐が広いジャンルなので、宇宙人の犯罪者を地球人の脳の中に収容してもいいし(あかん!)、その管理を顔が良すぎる上に足が長すぎるアンドロイドに任せてもいいし、そのうえタイムリープして、顔がかわいい善に満ちた道士と出会っても良いし、なんか訪問販売する仙人をだしてもいいし、盲目の剣豪?が出てきてもいい。 改めて考えてもやっぱり要素が多すぎる。でも見ているときは、キャラ多いけどそれぞれキャラが立っててかなりおもしろくて、テンション爆上がりで楽しめます。最高の映画。 そして改めて考えたらやっぱ、超時空英雄伝っていう邦題、マジでなに……? しかしこの映画って、こんなにおもしろいのに、上映期間が鬼のように短かったせいで一般知名度がかなり低く悔しいです。 エイリアノイドはめちゃくちゃ面白いし、彼らの旅路をこれからもずっと見たいので、毎年春に新作映画を作っても良いことにしませんか?春のエイリアノイド祭りをしてください。お願いします。 しかしエイリアノイド……年間ベストに上げるタイプの映画ではないんだよな……ゆえにここでお知らせしておきます。めっちゃ面白い映画があったんだぞということを。 変な映画:カー...

従順さのどこがいけないのか

 将基面貴巳著。ちくまプリマー新書。 なんばマルイのHMV&BOOKSの、戦争ゆるさんほんとにやだいいかげんにしろブックフェアで買いました。藤岡拓太郎氏の選書です。 人はなぜ服従しがちなのか。という1章で、 "政治とは権威に服従すること"というはじめて聞いた切り口が出てきておもしれ~って思いました。 権威とは、わたしたちが自発的に服従したいと思うような存在であり、それは国家の話だけでなく、もっと身近な所属するコミュニティでも存在していて、自分が服従される立場(権威)でないのであれば服従しているのだ、と言われてへ~ってなりました。 我々は、習慣として服従しているだけで、服従すると安心する、服従することで自分の責任から逃れられると思っていると言われるとたしかにそうかもしれないとおもう。だって誰かになんでも決めてもらえるってすごく楽なことだから。 すっごい賢いコンピュータに、どうやって生きるか全部決めてもらったら楽だな~とか思うことはありますが、そういうコンピュータはだいたい暴走するさだめにあるので、実在して欲しくはない。 わたしはいつでも他人に服従したくないぜ……と思っているのですが、単純に権威アンチの可能性があります。 とはいっても、もちろん、好んで服従する権威もあり(大好きな作家の話す言説とか)、まったく誰にも、何にも服従しないというのは、社会で生きる人間にとってはすごく難しいことなんだと思う。 人間が複数人いればそこには政治が存在しているというのは、思えば当然のことなんですが、改めて言われるとなるほどなあって思いました。 2章が、忠誠心をもつことは美徳か。というテーマなんですけど、これまた、昨今の推し活とかの苦しさに繋がる部分があって、なんか、人間って、ずっと、人間との関係で苦しんでいるんですか?と思ったりした。 実はそうなのかも。有史以来、人間は、人間との関係で苦しんでいるのかも知れない。 ゲームや、小説や、映画や、なんでもいいけれど、ファンコミュニティに所属している(実際にどこかに所属しているわけではなく、帰属意識もありませんが、Twitterでそういう話を発信していると、だんだん周りからの評価が”そういう人”になっていく)と、 「このお話はすごくおもしろいけれど、○○ってところはノれないよね」と言った瞬間に、「作品を批判するな!!...

魂が濁る

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ゼンレスゾーンゼロのスシローコラボ、スシロー新エリー都店へようこそ! が始まりました。 スシロー難波アムザ店というスペシャルコラボ店舗に行きましたが、とても豪華でかわいいです。 新エリー都店ののれんとかもかかってるんですよ。かわいいね。 そしてわたしは、ソフトドリンクを5杯飲んで、まだライトさんが当たっていません。 わたしは割合少食な方で、正直食欲も常になく、おなかも強くないので、無理しない程度に食べよう。というのは決めていたのですが、 飲み物を飲むことに関しては自信があり(詳しくは聞かないでください)、飲めるだけ飲みましたが、さすがにお腹を壊しました。 お店出てから、あ! お腹ギュルギュル言ってる! やばいかもしれん!  と思いました。 限界が近いと人間の脳の回転ってめちゃくちゃ早くなるらしく、 普段難波の街を歩くときは、歩いとったらいつか目的地に着きますわね〜と適当にるんるんと歩いてるんですが、 今日、ここの階段を降りて曲がったそこのトイレが直近! とプロキシもびっくりの最短ルートを割り出してトイレに行ったのでした。尊厳は守られました。 5杯飲んで、好きな男のミニフィギュアを手に入れられないのに、ちょっとメショメショにへこんでおりまして、魂が濁る…………!ってなりました。 でもなかなか、おかしな状況なんですよね。 わたしは付属するおまけはランダムであることを承知の上で、1430円のソフトドリンクに合意して売買契約を結んでいるはずなんです。その結果、メショメショになっているわけです。 「価値を感じたものに全力で対価を投じれば価値を感じた自分を肯定したことになる」と漫画家の島本和彦先生が言っていて 、 この理屈で言うならば、わたしは、価値を感じて対価を投じましたが、自分を肯定したような気持ちになれていません。これは、全力で投じなかったせいなのか?とか思ったんですが、 これって、10年ぐらい前よく語られた悪しきガチャ理論『出るまで回せば爆死はない』じゃないかな〜って思って、FGOのマーリンのことを思い出していました。 FGOマーリンが実装時、もちろんキャラクターとしてもすごく良くて、登場するストーリーもよかったんですけど、単純に、すごーく悪い言葉で言うと、あのときの『人権』だったんですよね。 だから引いたんですけれども、その当時のFGOには天井というものがあり...