アフターヤン
ヒャーめちゃくちゃ良かった 好きだった
テクノ(家庭用アンドロイド)のヤンが機能停止したところで話は始まって、
修理屋に行って修理できないと言われて、その後ヤンが搭載していたメモリを読み解くことで
ヤンとの思い出、家族の思い出を振り返っていくという話。
家族の中にいたヤンという特別な存在を失うことのつらさと、ヤンが与えてくれた思い出を人間は行ったり来たりする。
音響もいいな、思い出の中で発する言葉は妙にリフレインしていたりして、映画館なので後ろから声がしたりする。
文化テクノ(文化を伝える役割を持つテクノ)最高! みたいなテクノオタク(博物館の人)が出てきてよかった。
ヤンについて話すため、ジェイクはヤンの友人のクローンのエイダと語り合う。
「ヤンは引け目を感じてた? 人間になりたがっていた?」とか聞いて、
「みんなが人間になりたがっていると思うのは人間の思い上がり」と返されるシーン、良かったよね……
ジェイク、カイラ、ミカのヤンとの思い出を見たあと、ヤンにはさらに以前のデータがあることを知り、みんなでヤンに会いたいね、みたいなことを確認し合って終わった。
いや、すごい、おもしれ〜
アクションとかないのにおもしれ〜なにこれ。
存在の喪失と、喪失を認める過程について、みたいな話なんですけど、すごいおもしろかった。
車に乗ってるシーンがめちゃくちゃ出てくるんですけど、車本体は映らないし、乗り込むシーン降りるシーンもないんですよね。
車内という閉鎖空間で人と人が話す、というシーンを作るためにそうなってるのであって、近未来という時代設定で車の外観を出さないのはうまいな〜と思いました。
近未来設定で生かされている"異物"はヤンとクローンぐらいなんですよね。すごく"人"にピントが合っている物語だな〜
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