永遠の森 博物館惑星
めちゃくちゃおもしろかった。
菅浩江さん初めて読んだんですけど、小説うっま……
ナントカ賞も取ってるし、そりゃおもしろいだろ!!(おぼろげにしか覚えていない謳い文句)
めちゃくちゃおもしろい短編がどんどん読める。
「抱擁」で老いた元学芸員がかつての"最新技術"で得た美術に抱擁される感覚を忘れられず、
再度博物館惑星にやってくる話がめちゃくちゃよくて電車でちょっと涙出るかと思った。良かった。
続く短編「永遠の森」でマシューという新人がネネや孝弘のシステムが古いのを馬鹿にしてきてムカつくよ〜と思いつつ、
もしこれがマシューをやり込める話になってスッキリしちゃったら、え〜んスカッとジャパンじゃん……ってなっちゃうのかな……と心配していたんですけど、
めちゃくちゃ良い回収(何十年越しの制作者の意図にマシューはまんまと乗せられていた)になって、
キャラクターを魅力的に見せながら話を作るのがうますぎるのではないか? わたし騙されてます????? という顔になった。
そのあと、「きらきら星」でマシューがやらかしててウ〜になった。
イダルゴの笊を組み上げる話の後の短編集最後の話、「ラブソング」、これまでに扱われたすべての要素が集まってきてすごく盛り上がる短編ですごかった……
地球外生命体? の忘れ物? を解析するという、すごくマクロな仕事の話から
個人的な孝弘と美和子の関係というミクロな感情に回収されていった。すごい。
美術の話でありつつ、身体拡張SF? っていう呼び名でいいのかわかんないんだけど、技術の話でもあり、良かった。

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